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平成26年予算決算委員会文教環境分科会( 9月16日)
平成26年文教環境委員会( 9月16日)

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  1. 鈴鹿市議会 2014-09-16
    平成26年予算決算委員会文教環境分科会( 9月16日)


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    平成26年予算決算委員会文教環境分科会( 9月16日)          予算決算委員会 文教環境分科会会議録   1 開催日   平成26年9月16日(火) 2 場 所   第2委員会室 3 出席者   委員長   中西 大輔   副委員長  藤浪 清司         委  員  今井 俊郎   委  員  宮木  健         委  員  水谷  進   委  員  森川ヤスエ 4 欠席者   委  員  板倉  操 5 説明員   環境部長                永戸 栄治         文化振興部長              古川  滋         教育長                 長谷川正人         教育委員会事務局教育次長        篠原 政也         教育委員会事務局参事          冨田 佳宏         教育総務課長              前田 靖子         教育総務課副参事兼総務GL       永井 洋一         教育総務課副参事兼学校施設GL     棚瀨 研一         学校教育課長              山田 洋一         学校教育課副参事兼学事GL       川北 信夫         学校教育課主幹兼保健給食GL      善福 一博
            学校教育課副主幹兼教職員GL      山中  勝         教育指導課長              髙藤 富子         教育指導課副参事兼指導GL       山田 純生         教育指導課副参事兼研究GL       世古 基子         教育支援課長              木村 元彦         教育支援課副参事兼学校支援GL     吉川 佳男         教育支援課副参事兼子ども支援GL    薗田 雅司 6 事務局   書記                  中村 晃司 7 会議に付した事件  1 議案の審査   1 議案の審査   ①環境部     議案第33号 平成26年度鈴鹿市一般会計補正予算(第1号)の関係分     議案第48号 平成25年度鈴鹿市一般会計決算の認定についての関係分   ②文化振興部     議案第33号 平成26年度鈴鹿市一般会計補正予算(第1号)の関係分     議案第48号 平成25年度鈴鹿市一般会計決算の認定についての関係分   ③教育委員会事務局     議案第33号 平成26年度鈴鹿市一般会計補正予算(第1号)の関係分     議案第48号 平成25年度鈴鹿市一般会計決算の認定についての関係分           ――――――――――――――――              午前10時10分開会 ○中西委員長  それでは,ただいまから予算決算委員会文教環境分科会を開会します。  11日に引き続き,議案審査を行いますので,よろしくお願いします。  それでは,議案第33号の関係分,議案第48号の関係分の審査に入ります。  発言の際は発言ボタンを押していただき,職・氏名を言ってから発言いただきますよう,よろしくお願いします。  教育長,お願いします。  教育長。 ○長谷川教育長  改めまして,おはようございます。本日もよろしくお願いします。  私どもの関係します議案ですが,議案第33号平成26年度鈴鹿市一般会計補正予算(第1号)と議案第48号平成25年度鈴鹿市一般会計決算の認定についてがございます。スムーズな説明を心がけたいと思いますので,よろしくお願いします。  なお,一般会計補正予算(第1号)につきましては,説明は教育総務課長のほうからさせていただきますので,よろしくお願いします。 ○中西委員長  それではまず,議案第33号平成26年度鈴鹿市一般会計補正予算(第1号)の関係分を議題とします。  提案理由の説明をお願いします。  教育総務課長。 ○前田教育総務課長  それでは,議案第33号平成26年度鈴鹿市一般会計補正予算(第1号)のうち,教育委員会が所管いたします項目について,私から一括して説明申し上げます。  まず,教育費の補正の概要から説明させていただきます。  議案書の14,15ページをごらんください。  第10款教育費でございますが,今回の教育費補正額は合計で9,844万1,000円の増額補正をお願いしようとするものでございます。補正前の教育費総額が69億6,824万9,000円でございますので,補正後の教育費総額は70億6,669万円となります。補正額9,844万1,000円の財源内訳でございますが,国・県支出金が846万4,000円の増額,地方債が580万円の増額,その他が320万円の増額,一般財源が8,097万7,000円の増額でございます。  続きまして歳入でございますが,16,17ページをごらんください。  第14款国庫支出金,第2項国庫補助金,第6目教育費国庫補助金学校施設環境改善交付金小学校つり天井改修分290万円は,国の補助事業を活用して,屋内運動場のつり天井改修を進めるための歳出事業,施設整備費つり天井改修の増額に対する国からの補助金の増額でございます。  続きまして,18,19ページをごらんください。  第14款国庫支出金,第3項委託金,第4目教育費委託金のコミュニティ・スクール推進事業委託金80万円は,自立的組織的な学校運営体制を構築し,地域に開かれた特色ある学校づくりを推進する歳出事業,コミュニティ・スクール推進事業費に関する国からの委託金でございます。  続きまして,第15款県支出金,第2項県補助金,第8目教育費県補助金でございますが,補習等のための指導員等派遣事業費補助金29万6,000円は,外国人児童生徒の学習支援や多言語化する外国籍児童生徒の適応支援の充実を図るための歳出事業,外国人児童生徒サポート事業費,適応支援事業費に関する県からの補助金の増額でございます。  続きまして,第15款県支出金,第3項委託金,第6目教育費委託金,教育振興費委託金41万8,000円は,技術・家庭科を通して学習指導要領の趣旨である知識・技術を活用する力,思考力,判断力,表現力の育成を目指し,ともに学び合う授業づくりを進めるための調査,研究を行う歳出事業,教育課程研究指定校事業費に関する県からの委託金でございます。  次に,人権教育研究指定校事業委託金20万円は,三重県人権教育基本方針に即した人権感覚あふれる学校づくりの先進的実践を開発するための歳出事業,学校人権教育費に関する県からの委託金でございます。  次に,学びを保障するネットワークづくり事業委託金85万円は,いじめや差別などの背景にあるものを解決し,未然に防止するための地域連携の仕組みを構築して,子供たちの自尊感情や学習意欲の向上を図るための歳出事業,学校人権教育費に関する県からの委託金でございます。  次に,英語コミュニケーション力向上事業委託金300万円は,英語になれ親しませながら,コミュニケーション能力の素地を養うことを目的に,小学校における発達段階に応じた英語指導法の研究,開発を行う歳出事業,英語コミュニケーション力向上事業費に関する県からの委託金でございます。  続きまして,20,21ページをごらんください。  第21款市債,第1項市債,第5目教育費市債の小学校建設債580万円は,歳出事業,施設整備費,つり天井改修に関する市債でございます。  続きまして,歳出について説明申し上げます。  32,33ページをごらんください。  第10款教育費,第1項教育総務費,第3目教育振興費でございますが,教育情報化推進費3,677万5,000円は,教職員が使用する校務用のパソコンとして児童の教育用デスクトップパソコン189台を転用するとともに,新規ノートパソコン210台を購入し,校務の情報化を推進する費用でございます。  まず,転用による配備にかかる費用は,校務用に転用する際に必要となる再セットアップの費用,ソフトウエアの購入費,LANケーブル等の消耗品費でございます。次に,新規のノートパソコンに関する費用としましては,本体機器購入費等に加え,ソフトウエアの購入費,セキュリティワイヤーロック等の消耗品費でございます。これら転用及び新規購入により,合わせて399台の校務用パソコンを配備し,校務の情報化の推進を図るものでございます。  次に,学校人権教育費105万円のうち20万円は,人権意識を培う学校教育のあり方について,幅広い観点から研究を行うため,清和小学校を研究指定校とし,先進的実践の開発を行うものでございます。財源は全額県からの委託金でございます。また,残りの85万円につきましては,天栄中学校区の各学校で,学校・PTA・自治会等により構成される子供支援ネットワークを基盤とするさまざまな体験活動を実施するとともに,学校間での交流を図るものでございます。なお,財源は全額県からの委託金でございます。  次に,外国人児童生徒サポート事業費,適応支援事業費,29万6,000円の増額でございますが,外国人児童生徒の適応指導のための教員免許所有者や退職教員,地域人材等による学習支援及び多言語化する多国籍児童生徒の適応支援の充実を図るための県補助金の増額に伴う事業費の増額でございます。  次に,英語コミュニケーション向上事業費300万円でございますが,本事業は,英語になれ親しませながらコミュニケーション能力の素地を養うことを目的に,小学校における発達段階に応じた英語指導法の研究,開発を行い,その普及,啓発を図るため,合川小学校を研究モデル校に指定し実施するものでございます。なお,財源は全額県からの委託金でございます。  次に,教育課程研究指定校事業費41万8,000円は,創徳中学校を研究指定校とし,技術科において地域の特徴を生かした生活の中で生かす実践力の育成についての調査,研究を進めるとともに,家庭科においてはお弁当づくりを通して食生活をよりよくしようとする能力を育むための調査,研究を行うものでございます。なお,財源は全額県からの委託金でございます。  次に,みえスタディ・チェック事業費324万4,000円につきましては,児童生徒の学力状況をきめ細かく把握し,事業改善及び個に応じた指導につなげるため,三重県版の学力調査として県が作成する,みえスタディ・チェックのテストを活用した学力調査研究を行うもので,これを実施するための問題用紙等の印刷経費でございます。  続きまして,34,35ページをごらんください。  第10款教育費,第2項小学校費,第1目学校管理費でございますが,施設管理費維持修繕費1,550万円は,石薬師小学校のプール施設について,老朽化による水槽内の損傷が著しく,水泳の授業に支障を来す状態となってきていることから,修繕工事を行うものでございます。  続きまして,第10款教育費,第2項小学校費,第3目学校建設費でございますが,施設整備費つり天井改修870万円は,国府,長太及び郡山小学校の屋内運動場つり天井改修工事について,資材及び労務単価の物価上昇等に対応するための事業費の増額でございます。  続きまして,第10款教育費,第3項中学校費,第1目学校管理費でございますが,施設管理費維持修繕費1,550万円は,白鳥中学校のプール施設について,老朽化による水槽内の損傷が著しく,水泳の授業に支障を来す状態となってきていることから,修繕工事を行うものでございます。  続きまして,36,37ページをごらんください。  第10款教育費,第5項社会教育費,第1目社会教育総務費でございますが,コミュニティ・スクール推進事業費80万円は,コミュニティ・スクールの推進のため,学校管理職及び学校運営協議会委員のマネジメント力の向上研修会や実践交流会等を実施するものでございます。なお,財源は全額国からの委託金でございます。  続きまして,38,39ページをごらんください。  第10款教育費,第6項保健体育費,第4目学校給食センター費でございますが,第二学校給食センター施設整備費810万円は,資材・労務単価の物価上昇等の理由により,設計金額を精査したことによる工事請負費の増額でございまして,主に電気・機械設備の資材価格高騰及び照明や換気設備等の軽微な設計の変更によるものでございます。  続きまして,ページを戻っていただきまして,10ページをごらんください。  第2表繰越明許費の教育費,教育総務費,教育情報化推進事業費2,434万2,000円でございますが,これはただいま説明いたしました教育情報化推進事業のうち新規に購入する校務用パソコンについて,調達準備及び契約にかかる事務に期間を要しますことから,年度内に納入できないことが見込まれるため,繰り越しをお願いするものでございます。  最後に,第4表地方債補正の小学校建設事業でございますが,これは限度額を補正前の9,240万円から補正後の9,820万円への増額をお願いするものでございまして,ただいま説明いたしました小学校費の施設管理費,つり天井改修にかかる財源として地方債580万円を増額して充当したことによるものでございます。  教育委員会所管の第1号補正予算に関する説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○中西委員長  以上で,説明のほうが終わりましたので,質疑に入ります。  御質疑あれば御発言お願いします。  水谷委員。 ○水谷委員  まず,33ページの情報推進化なんですけども,議場とかいろんな場でいろいろと説明を聞いておりますので,ひょっとするとちょっと聞き逃しておるところがあるかわかりませんけども,今回,デスクトップを189台とノートが210台ということで,ノートのほうは新品だと思うんですけども,デスクトップのほうは今度ウインドウズもバージョン上げられて,そこに新しいソフトも入れられると思うんですけども,今度はこの機械が新しいウインドウズに対応は当然できるという前提だと思うんですけども,その辺は大丈夫なのかどうかですね,まず。教えていただけますか。いつごろのパソコンなのかですね。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  これ,更新する部分は,小学校全部入れかえるんですけど,そこの中でも比較的OSの新しいウインドウズ7というのがありまして,ウインドウズ7の機器が189台ありますので,これはそのまま使う予定でおります。ウインドウズ7をそのまま使わさせていただくという考えです。  以上です。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  わかりました。そうするとウインドウズ7の入っておるデスクトップを使うということですね。わかりました。  それで,先ほどソフトウエアを購入するということなんですけども,最終的にこの小学校,中学校のこのパソコンの中には何のソフトが入るのかですね。どのようなソフトが入るのか。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  これは校務用のパソコンになりますので,オフィスという,インストールするだけですので,例えばワードとかエクセルが入る形になります。  以上です。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  そうするとオフィス,要するにワード,エクセル,パワーポイントとか,もうオフィスだけを使われるということなわけですね。  そうすると,今の先生方が,このオフィス,ワードを使って,どれぐらいの効率が上がってくるというふうに考えられておるのか。それと,これをLANでつなぐということは,職員室の中だけをLANでつなぐわけですね。その辺はどうですか。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  オフィスをインストールして,それからインターネットやメールもできるようにいたしますので,そこの中で。私らが今事務所で使っておるような庁内LANというとこまでは行きません。あくまでもインターネットやメールの設定までです。将来的には私どもが役所で使っておるような庁内LANのようなやり方には持っていきたいと考えておりますが,ひとまずは先生のパソコンが個人のパソコンということですので,それをまず公用に入れかえるのが最初ですので,まずそっちを対応というように考えてます。  以上です。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  わかりました。それでは最後ですけども,メールとかインターネットというのは,個々の先生が個々のパソコンから発信,受発信ですね,というのができるのは,どこかでセキュリティというのは一個一個に入れていくのか,その辺はいかがですか。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  当然,ウイルスなんかが入らんようなソフトは入れさせていただく予定でおります。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  今井委員。 ○今井委員  今井です。プールの修理といいますか改修,石薬師小学校と白鳥中学校,2校出ておりますけれども,ほかにも各学校,小学校も中学校もプールがあるわけなんですけども,ことしは2校の補正なんですけど,それらの学校のプールの状況はどうなんでしょうね。今後そういうのは続いていきそうな感じなのか,ちょっとその辺はつかんでお見えでしたら教えてください。 ○中西委員長  教育総務課長。 ○前田教育総務課長  今回補正に上がっております石薬師と白鳥中学校は特に非常に老朽化しているというところではございますが,確かにほかの小学校であるとか,中学校であっても,かなり老朽化しているところは認識はしております。例えば稲生小学校ですと,経過年数が25年を過ぎているとか,そういうところがありますので,市内の小・中学校,老朽化が進んでいるところを順次改修は進めていきたいとは考えております。 ○中西委員長  今井委員。 ○今井委員  そうすると計画的に,今回2校ですけども,今後は各学校のプールの改修は,今後続いていくだろうという認識なのか。それから,ということはこれ,改修したのは漏水なのか,それか例えば水をクーリングというか,きれいにするのか,大体改修のうちのどういうのがメーンになってお見えなのか,その辺あたり教えてください。
    ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  プールについては通常,一度プールをつくりますと耐用年数,大体30年と言われてます。ですけど,実際,今回修理をさせてもらうプールも,躯体自体はしっかりしてますので,中へFRPのシートを張る形で,これでもう一度,そのプール自体を壊すんではなしに,中を張って,漏水なんかを防止する工法でさせていただく予定です。これは,ただしこのシート工法というのは,10年ぐらいしか耐用年数がないんですが,実際に10年といいましても20年ぐらいもちますので,それが傷んできたら,また今度,躯体さえしっかりしておれば,内装だけ改修していく方向で考えております。  以上です。 ○中西委員長  今井委員。 ○今井委員  わかりました。それと,学校のプールはどうか──市営プールのほうで,タイルが非常に熱で焼けて熱いと,歩けへんよということで,利用者からクレームがあって,人工芝をひいてるんです。学校のプールなんかはその辺は,体育の時間とか開放なんかで使われたりしてるんですけど,状況的には聞いたことはないでしょうかね。その辺あたりは考えはどうでしょう。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  プールの外側についても,ブロックが破損してきたりした場合は修繕したりすることがございますが,ちょっと今のところはこの2つのプールについては内装だけの修繕で考えております。  以上です。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  森川委員。 ○森川委員  まず33ページの教育振興費について,幾つかお伺いいたします。  今,情報化推進のほうはパソコンの点で水谷委員が聞いていただいたので,ちょっとわかったんですけども,議会でも何か質疑があったような気がするんですけどね,この新規にするのと転用とさほど差はないんですけれども,新たに新規にして一番最新のにしたほうが今後の使い勝手とか耐用年数とか,いいのではないかなという気はしたんですけど,その辺の検討はどういうふうにされ──。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  先ほど水谷委員の御質問にもお答えしましたように,比較的新しいのだけ転用する形をとりますので,小学校に今配備してるのを全て転用するわけではありません。一番最新で残っておるウインドウズ7が入ってる最新の,まだリースが残っておるやつだけ転用して,あとのは古いXPとかその辺のは廃棄の方向です。  以上です。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  リースが残っているもので,では何年間使える予定をしているんですか。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  ウインドウズ7ですので,XPはもう一,二年で切れるというようなことですが,まだウインドウズ7は当面まだ使えるということで,次の四,五年後の更新までは使いたいなというふうに考えてます。  以上です。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  四,五年あれば,どうせその間に新しくなっていくでしょうからいいのかなというふうに思います。これで,この台数でとりあえずは,一通り皆さんに行き渡るという考え方でいいんですか。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  小学校のほうは,現在にある台数があるのと,それから転換と新規で大体73%が小学校の先生に当たり──73%は当たる形になりますが,中学校のほうはまだ実は,ことし30入る予定ですので,まだ25%ですので,来年以降,中学校の先生についてはちょっと考えていきたいと考えております。  以上です。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  来年以降と毎年順次にしかできないというのも何となく変ですよね。作業は毎日進んでいくわけですから,やはりこういうものは,やるときにはやはり一気にきちっとして,全体足並みそろえて活動できるようにしないと,次のステップへ進めにくいんではないかなという気がしますので,その辺の,ただ入れてなれてくださいという程度ならいいんですけど,校務支援に使おうという意図があるのであれば,もう少し丁寧な,きちっとした計画のもとでやらなければいけないんではないかなと思うんですが,その辺はどうですか。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  おっしゃるとおりで,来年当初から何とか中学校のほうも新しい教員用の校務用のパソコンの配備のほう,早い時期で進めたいと考えております。  以上です。 ○中西委員長  森川委員。  ちょっとほかにとりあえずあれば。  藤浪委員。 ○藤浪委員  今の続きで関連してるんですけれども,これ,残存リース期間が1年間ということで,これ,どういう処理をされるんでしょう。終わった後,再リースを続けるのか,またその後は買い取りにしていくのか,その辺いかがでしょう。 ○中西委員長  教育総務課副参事。 ○永井教育総務課副参事兼総務GL  1年間のリース期間終了後は,そのまま払い下げといいますか,こちらのものになるというような予定でおります。 ○中西委員長  藤浪委員。 ○藤浪委員  それでは譲渡という形で一応なるんですね。それで新規のほうは,これは購入というような形でお聞きしましたけども,そういう形,購入でよろしいでしょうか。 ○中西委員長  教育総務課副参事。 ○永井教育総務課副参事兼総務GL  新規210台,ノートパソコンにつきましては新規の購入でございます。 ○中西委員長  藤浪委員。 ○藤浪委員  これ,児童用はリースという形で,教職員用は購入ということなんですけど,リースということは検討されたんでしょうか。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  リースのほうも検討したんですけども,実際にはもうノートパソコンですんで,買い取りのほうが安いかなということで,買い取りのほうを考えました。  以上です。 ○中西委員長  藤浪委員。 ○藤浪委員  では,値段の比較といいますか,そういうことで購入のほうがいいということで判断されたということですね。  先ほどワードとエクセルとオフィス,簡易のオフィスだと思うんですけれども,実際にそれでできる範囲は非常に限られてくると思うんですけれども,これ以降,システム的なものについて,ハードな部分についてはある程度整備されてきますけれども,そういうシステム的な部分,ソフトの部分とかネットワークの部分ですね,そういうものについてはどういう計画でやろうとされているでしょうか。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  最近,校務支援ソフトというのも出てきてますので,それについてはうちのほうも研究を進めて取り組んでいかなあかんなとは思ってるんですが,まずは私どもが今の庁内のシステムでもほとんどがエクセルとワードで間に合いますんで,まずはそこを整備をして,今後,先進地でそういう校務ソフトを使っておるところについては研究を進めていきたいと考えてます。  以上です。 ○中西委員長  藤浪委員。 ○藤浪委員  その辺の計画というのはまだこれからという形ですか。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  それをもう導入というところまでは,まだ決定いたしておりません。まずは研究を進めていくというところです。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  済みません,1つさっきちょっと間違えたことを言いました。申しわけありません。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  プールの補修のほうで,私,FRPシートといいましたですけど,FRPシートやなしにFRP防水工法という,防水工事については繊維強化プラスチック系FRP防水工法という工法ですることですので,シートと違う,防水工法をとるということでした。  以上です。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  その教育振興費の下,学校人権教育費のほうで,先ほどの説明を伺っていると,清和小学校で行われる研究だということだったんですけれども,清和小学校をモデル校にしたのはどういうことですか。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  市内におきましては,中学校区で順番を決めて実践的な研究をしていこうということをローテーションを組んでおります。その中で本年度の研究指定が創徳中学校区が当たっておると。その中で協議をいただいて清和小学校のほうで先進的な研究を公開授業を含めてしていただくという経費でございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  教育課程の研究していくんは創徳でしたよね。私が伺ってるのは人権教育なんですけれども,それを創徳中学校でやるので,創徳中学校区の小学校である清和小学校にという考え方ですか。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  人権の研究指定の発表になってまいりますもので,その関係の中で清和小学校を創徳中学校区の中で協議した上でしていただくという形でございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  毎年,学校を巡回して行っているということで,研究ですよね,先進的な。この先進的な研究を各学校で,中学校区でいきますと1年に1回だと10年かかってしまいますね。その間にできた成果というのは,どのように還元されていくのか,フィードバックしていくのかということは,10年間同じものを研究していくということ自体がちょっとよくわからないんですけれども,ある一定の時期に一つの学校区をモデルにして研究して,その成果をもって各学校で次からはこういうふうな方向で行きましょうかと。また新たな問題が出たら,もう一度考えるというのはわかるんですけれども,当たり前みたいに何か惰性みたいな形でこんなに人権教育ということをやっていかなければいけないほど,鈴鹿市は人権意識といいますか,人権感覚というのか,先ほど伺ってるとすごい大層なことだったんですけども,そういうまちなんでしょうかね。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  毎年2中学校区ごとで市内に広く発信をする重点的な校区と,それから各中学校区では,毎年中学校区内の公開授業というのをして,広く研究の取り組みを共有したり,次へのステップ化を図っているという取り組みを行っております。  その中でも,人権の中でも障害者問題もありますし,あるいは外国人への差別の問題とか,さまざまな観点の中で,校区の中でカリキュラムを検討しながら授業実践につなげているという実施状況でございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  これは三重県から全額補助ですよね。三重県の場合はまだ同和教育の残りが残ってて,人権という名前でしか補助金を出さないというすごい弊害があるんですけれども,もうやらないからと返上して,鈴鹿市は普通の教育にやはり進んでいくべきではないかと思うんですね。こういうふうにいつまでも残りかすを引っ提げているような形で,取ってつけたみたいなんですよね。同和で1本で押していけなくなったので,障害者問題とか外国人問題とか女性問題とかというのをすごいひっつけていくんですけども,そういう問題というのは子供のうちは,男女の問題でも障害の問題でも外国籍の子供さんの問題でも,学校の中で,トータル的な教育の中でやるべきもので,障害者問題だってわざわざ取り出して,障害のある人についてどう思いますかというような,そんな教育はすべきではないです。もう教育委員会,三重県教育委員会に返上して,鈴鹿市独自できちっとした人権教育していただけません。 ○中西委員長  教育支援課長。補正予算の審議で,今,事項別明細のほうも確認しながらなんですけれども,今,先ほどの答弁の中で,今,森川委員のほうの質問の中にも障害者であったり外国人などのことも含めてカリキュラムをつくっているということありましたので,その点も踏まえながら答弁のほうお願いします。 ○木村教育支援課長  県のほうでは5つの大きな柱,同和問題も1つですし,外国人,女性,子供,障害者,その他の人権と,これらを総合的にカリキュラムをつくって,小学校から中学校の9年間の中で中学校区でさまざまな教育課程の中で子供たちに教育をしていくと,人権教育をしていくというような方向性で現在歩んでおります。  清和小学校の場合のこの20万を受けた研究につきましては,教科学習を進める中で子供たちの学び合いであるとか,認め合いであるとか,そうした観点で指導課と連携しながら,この調査,研究を受けて,さらに充実した市としての人権教育につなげていきたいという考え方で受託するものでございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  私,教育長に一度本当に一考していただきたいんですけれども,全額県の補助金だからやるというもの,もし県の補助金がなかったら,きっとしてないんではないかと思うんですね。こんな中途半端な人権教育,先ほどもおっしゃってましたよね,まだ同和と入ってますでしょ。同和の問題,同和からの流れで来てる人権教育だからおかしいので,一旦,県と縁を切って,鈴鹿市独自できちっとしたものを考えていくべきではないかと思いますので,これは意見として今回言わせていただきますけれども,これまでにたくさんの弊害を私ども指摘してきましたけれども,やはりこういう問題をいつまでも引きずっていたらいけないんだというところを,皆さんで一度やはり真剣に検討すべきだと思いますので,意見として言わせていただきます。  それともう1点は,みえスタディ・チェック事業費のところなんですが,この費用というのは鈴鹿市の一般財源ですよね。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  さようでございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  県が提案してきて,学校現場の問題点,苦労を少しでも軽減しようという意図で予算づけしたという点はわかりますけれども,みえスタディ・チェック事業そのものに参加する必要がないのではないかなという気がするので,これなんか本当は計上しなくてもよかったんじゃないかなと思うんですね。  事業を実施するんであれば,確かに現場の苦労を軽減するという点で努力は必要ですけども,でも,ただでさえ先生たちが学校忙しくて大変な中で,また新たにテストが入って,それについての作業がいっぱいふえてくるわけですよね。点検それから採点もそうですけども,それをパソコンに入力して県にデータを送るわけでしょ。県にデータを送るためになぜしなくてはいけないのかというのがまず1つですね。  もう1点は,その子供たちに1年間一体どれだけ試験をしていけば気が済むのかなという気がするんですね。テストというのは,その子供さんたちに1年間教えて,学期ごとにきちっとこれまでもやはり定着しているかどうかという学期末テスト,中間テスト,それから各授業では小テストなどを行いながら,先生が独自に子供の実力や到達点を把握しながら来てるわけですよね。こんなにテストテストがいっぱいある中で,大人が管理するためにするテストを,あえてもう一度する必要があるのかということを,教育長の見解を,議会の答弁だけ伺ってるとよくわからなくて。これまで全国学力テストも公表しないと頑張っておられた教育長で,すごいなと思っていたんですけども,今回の答弁を伺ってると,弱いところを,記述式の弱いところをこれでもう一度やるんだと,これはもう学力テストのための練習ですよね。トータルの授業の中で弱さを克服するんではなくて,弱かったところだけ取り出してもう一度再度やり直していくというのは,テストのためのテストというふうにしか捉えられないし,現場の忙しさを全然わかっていただいてないという,そこら辺の問題と,子供さんへのプレッシャーですね。子供たちが今大変な状況にあるのはなぜかというと,過度に競争を強いられているということは,国連からも指摘をされていますよね。そういう警告をされているぐらい――。 ○中西委員長  森川委員,余り意見の部分をふやすと質問がちょっとぼけてくるので,質問の論点をまず1個ずつ聞いていただいて,そのやりとりでちょっと重ねていただきたいと思います。お願いします。 ○森川委員  子供さんの過度の競争を子供にまた新たに押しつけるという点の検討はされたんですか。 ○中西委員長  教育長。 ○長谷川教育長  目的はそういうところになくて,議会の一般質問の答弁でもしましたけども,今,子供たちに求められておる力というのをつけていく。また,ついてるかどうかを確認すると,そういうためにやるということです。  現場の忙しさというのは,これも答弁で申し上げましたとおり非常に多忙感があって,先生たちが大変だと,負担をかけるというのは承知の上でやっていただきたいなということで,学力テストのためにこれをやるというのではなくて,今求められておる力をつけていくと。それを,これは何でもそうですが,常に何かがあればその練習をしていくのと一緒で,その一環としてやると。それは子供たちもそうですし,それから先生たちにとっても大きく指導要領が平成20年に変わって,教科書も変わってきたと,この中身のところをもう少し認識していただく必要があるかな。子供たちもこれからはこういうものが求められるんだなというのを常にわかっていただくということが必要なんではないかなと思います。  それで,今,学力テストについては6年生の4月に行われるだけで,それの採点するのは6年生の担任の先生だけなんですね。この,子供たちがどういう状況にあるかというのを学校全体に広げるというのは非常に今一生懸命やっていただいて学校上げての取り組みになってきてますが,一番いいのは,やはり各学年の人が実際に丸つけもやってみて,採点をしてみて,子供たちがどういう状況にあるのか。これからどういうものをつけていかなければならないのかというのを,しっかりと認識することが大事だと私は思います。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  今の教育長の答弁は建前で,確かにそういうふうに言ってしまえばそうなんでしょうけども,実際現場でやるテストにかかわる教師にしても,子供にしても,教育長がおっしゃるような目的が本当にあるのであれば,鈴鹿市独自で,鈴鹿の子供たちの到達度を高めるための学習はどうあるべきか,それからテストはどういうふうにしていこうということで把握すればいいので,県下一律で点数を見る必要がどこにあるんでしょうかね。 ○中西委員長  教育長。 ○長谷川教育長  今おっしゃられたことが各市町でできれば,それだけの人的余裕があればそれはそれで可能だと思いますが,人的余裕がないために,教育長の会がそういうものができないかというのを県に要望したという経緯があります。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  財政的に何ひとつ県から来ませんよね。問題をつくるのだけが県がするわけでしょ。そんなの今の答弁ではとても理解できないんですけども。どうしてもやるというんであれば仕方がないですけども,私どもとしては賛成はできないんでね。ただ物の考え方として今おっしゃっている答弁は違うと思うんですね。
     県が全て用意をして,全て自治体に協力してあげましょうと言ってくださるものであれば,今の答弁でもいいんですが,印刷費から全て私たちの自分のまちでするわけでしょう。採点も個々の先生がされるわけですよね。で,結果だけ集めて公表するだけが県の仕事ですよね。そんなのは絶対おかしいじゃないですか。今おっしゃったように,やはり町々で子供たちをどう育てるかという議論を抜きにして,上のほうでこんなテストをつくったからしなさいという,これで本当に教育が検証できると思わないんですが,その辺については教育長はどう考えますか。 ○中西委員長  教育長。 ○長谷川教育長  ちょっと今の御質問の中で2つに分けますと,1つ,お金の面については,これも答弁の中で言いましたけど,本来,県の事業としてやる以上は,本来は県が全て負担できるようにしてやっていくのが理想やと私は思います。それは3月のときに県の教育次長にも申し上げました。それ以降も常に会議があると申し上げております。  それともう1つは,この中身については先ほども言いましたように,それぞれの市町で取り組めれば一番いいですが,それができないので,何かそういうものができないかというのを県のほうへ要望してたという経緯があって,県がそれに応じていただいたと。実際やってみることについては,やはりその結果を受けてきちっと分析してどういう取り組みをしていくかというのは,教育指導課の指導主事なんかもそうですが,そこで研究グループなんかも中身についてはしっかりと研究,分析をして,そして授業に改善につなげていく。これは県がこうしなさいというので一律でやるわけではなくて,こちら鈴鹿市として独自にちゃんと分析をして改善を図っていくというところに利用しようと思ってます。単純に公表して,それで一喜一憂するためのテストではないと考えてます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  学力テストも同じようなこと言われてますよね。結果だけを求めているのではないと。その結果によって市町の教育行政をどう持っていかなければならないかを検討するために必要だという答弁で,たしか伺ってたと思うんですね。  テストというのはやる側からはそういう答弁が必ず出てきます。それはきれいごとでしかないんですね。実際にじゃあ鈴鹿市の先生たちは,そういう問題をつくったり,子供たちに対して,全国学力テストも何年もやってますでしょう。その結果を踏まえて,では何をしてきたかって全然改善されないというところが,全国みんなが同じように努力してるので,なかなかすり抜けていけないというものなのか,ただ結果は結果として受けとめて,本当に真剣にこの問題をどう対応するかという議論が,教育委員会の中で欠けているからではないかなという気もしないではないですね。だから県のこの問題をやったにしても,同じ姿勢ではやはり一緒です。鈴鹿市で独自にどうすればいいかということを考えなければいけない。子供たちに力がついてないという思考力とか自分の意見発信とかというのは,日々の日常生活の中でしか培えないものなんですよね。 ○中西委員長  森川委員,補正予算の審議ではなくて,それは今おっしゃられてるのは御自分の意見を言われてるだけなので,御自分の意見と質疑の部分ときちんと整理していただきたいと思います。御意見ある場合は,行政側に伝えたいという場合は,ほかの文教環境委員会のほかの委員にも投げかけていただいて,議論をしていただければなと思いますので,よろしくお願いします。 ○森川委員  とにかく,教育長が今答弁されたように,では本当に教育の中で検証するというやり方でいくにしても,こういうよそでつくったものをテストすることで,鈴鹿の教育力を上げていくというのは,ちょっと考えにくいので,一考すべきではないかなと思ってますけど,どうですか。 ○中西委員長  教育長。 ○長谷川教育長  同じことを何遍か答えることになって,前に進まない気がしますが,先ほど言いましたように,それぞれの市町で対応できたら,それが一番理想だと思いますが,それができないために県にお願いしたという経緯がございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  そうしますと,鈴鹿市,三重県のそれぞれの市町の教育委員会は,それだけの力がないということだったんですね。わかりました。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  聞き疲れてやめようかと思ったんですけども,1つ確認だけしたいと思います。37ページのコミュニティ・スクールの推進事業の80万円ですけども,各学校に割ってしまうと少ない,微々たるものになっていくと思うんですけど,ちょっと説明の中で,学校マネジメントについてのということを言ってみえたんですけども,確認なんですけど,その学校マネジメント,今,教職員の先生たちにもそういうマネジメントされてると思うんですけども,このコミュニティ・スクールの中に推進費で学校マネジメントをされていくというのはどういう目的なのかと,それと学校運営協議会でもというようなことをちょっと聞いたような気するんですけども,その学校運営協議会の中でマネジメントの研修というのはどういうことを目的にやられるのかというのを教えてもらえますか。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  コミュニティ・スクールは4年目を迎えておりまして,さらにやはり委員の主体的な参画であったりとか,やはり学校の運営により積極的に進めて,今までどちらかというとまだまだ報告を聞いていたりとか,まだまだ十分に協議をしてそれを具体化していくというとこが弱かったんではないか。それがもう少し前へ少しずつ進んでいけば,学校独自の特色ある運営というところにつながっていくのではないかな。そうしたところをこの国の事業を活用して,委員の方とか学校の管理職の方には,考え方とか今後のことについて浸透させていきたいと。そうしたような考えで現在おります。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  いいことやと思うんですけども,そうなると,コミュニティ・スクール本来の,一番初めにコミュニティ・スクールのできるときに,やはり学校の予算であるとか人事であるとか,そういうところが本来入って,運営協議会というものができ上がってくるんだろうけども,人事と予算が入ってしまうと,いろんな反対とか進んでいかないという理由で,そこのところだけはカットされておるところがあるんですけども,やはり学校のマネジメントというふうになってきたときは,そういう人事とか,予算とか,そういったものまではやはり運営協議会の中で話し合われていくべきだと思うんですけども,今後そういうふうに考えていってよろしいでしょうかね。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  予算等につきましては,現在,教育委員会におきましては,来年度,学校裁量予算というのを一部導入していくということで進んでおりますんで,そこの部分につきましては学校運営協議会の中でも提示をさせていただいたり,公表もしていくということで,校区の保護者の方にも周知をしていきたいと。人事等につきましては,やはり人事権を持たない学校運営協議会もあり得るという文部省の見解もございますので,現時点ではその方向で進めて,まずは学校裁量予算ということで,まず次の一歩へ進めていきたいと考えているところでございます。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  藤浪委員。 ○藤浪委員  38,39ページの第二学校給食センター施設整備費ですけども,資材・労務単価等高騰ということで説明があったんですけども,この詳細についてお聞きしたいんですけれども。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  今この第二給食センター,大分進んでまいりまして,建築のほうは先日資材と労務単価のほうで約3,800万円の変更契約のほうお願いしておるんですが,これ以外でも今からまた機械・電気・厨房あるんですけど,厨房のほうは恐らく変更はないだろうというふうに言われてるんですが,機械・電気のほうで今後変更契約の予定がございますので,810万円の増のほうをお願いいたしました。特に,物価スライドのほう言われてるのが電気の部分です。電気の部分は今,資材の上昇で200万円ぐらいは不足するのではないかとは言われております。あと,機械の部分では資材の単価というよりも,工法を一部変えさせていただきたいというのもありまして,若干810万円の補正のほうをお願いしております。  以上です。 ○中西委員長  藤浪委員。 ○藤浪委員  すごく大ざっぱなような感じがするんですけれども。中身これ,今後これ以上またふえるということも考えられるということでしょうか。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  予算的には大丈夫と思ってます。これ以上になるというような,今のところ考えはおりません。 ○中西委員長  藤浪委員。 ○藤浪委員  機械の工法の一部とは,専門的なことになるのかもしれないですけど,どういうような形に変わるんでしょうか。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  例えば機械ですと,排気ダクトの結露防止対策,保温しながら結露防止対策というのを一部変えたいとか,実際設計して工事にかかって,やはりそういう部分が不安なとこが出てきましたので,そういうのを変更したりとか,それからもう1つ電気の場合ですと,事務所等は最初からLEDの電気を予定しておったんですが,この4月以降,厨房についてもLEDが対応が可能というような製品が出てきましたので,そういう部分をLEDに変えていきたいというようなことも考えてまして,そういうのを変更で見させていただきたいと考えております。  以上です。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  宮木委員。 ○宮木委員  済みません,ちょっと気になったんですけども教えてください。まず歳入のほうで,18ページですか,教育費県補助金で29万6,000円,補習等のための指導員等派遣事業費補助金というタイトルで29万6,000円の増額ということで,ここは補習等という考え方で,私のイメージですよ,補習というと一般の普通の例えばちょっと学習おくれてる子とかという,いわゆる授業以外で教えるというイメージがあったんですが,使途,使われる道というところでは,今度は外国人児童サポート事業の中の適応支援事業費に足してるよと。しかもこれが29万6,000円という何か補正にしてはえらい修正的なようなニュアンスがあるんですが,これはそもそも普通の子には使えやんのか,外国人の子だけにそういうことでするのか,もともと29万6,000円の補正の意味というのは何なんでしょう。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  県のほうのこの補習等の事業につきましては,これは授業時間中におきまして,やはり日本語指導の必要な子に対する支援でありますとか,あるいは放課後あるいは長期休業中に日本語指導の必要な子についてサポートをすると。そうした人的な費用ということに活用できるということでしたので,これまでも当初予算の中にはそれに類するものがございましたので,その一部分を補助を使って,もう少し手厚くしていこうということでの増額補正でございます。 ○中西委員長  宮木委員。 ○宮木委員  だからつまり外国人籍の子にそういう,それは理解するんですけど,例えば,表現が適正かどうかわからないですけど,例えばいわゆるちゃんと日本語能力もあるけども,授業にちょっとついていけない事情の子とかありますよね,そういう子のためのというイメージではないわけですね,これは。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  本補助金につきましては,一応外国人児童生徒について焦点を絞って取り組んでいきたいという事業でございます。 ○中西委員長  宮木委員。 ○宮木委員  そうすると,済みません,29万6,000円となると,非常に何か中途半端な金額のような気が。何かと対比して29万6,000円,その数とかね,何かという意味なのか。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  総事業費の9分の5を市の財源で充てなさいと。残りの9分の4を国・県で充てなさいということで,私どもが当初持っておった事業費に対しての補助金の算定という根拠になっております。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  森川委員。 ○森川委員  英語コミュニケーション向上事業で,発達段階に応じてということで,合川小学校をモデル校にするということですが,これは講師を派遣する費用なのか,それとも事業に必要な教材やらシステム等々の設備費なのか,その辺はどうですか。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  この300万におきましては,講師を派遣というか,ALTを派遣する費用ということもありますし,それからそのほかにもレゴブロックを買う費用とか,消耗品を買う費用とか,そういったものを含んでおります。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  講師の派遣は,どの程度見込んでいらっしゃるんでしょうかね。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  ALTの賃金としましては,92万9,600円を見込んでおります。割合は,4時間20週と5時間4日間19週というような形になっております。  300万の内訳を言います。賃金については92万9,600円です。それからその雇用保険料とか労働者災害補償保険とかいうので10万100円を見込んでおります。それから外部講師謝金とか,外部講師旅費とか,先進校視察とかいった報償費に35万4,720円を見込んでおります。それから消耗品,その他いろいろな消耗品ですけども,印刷製本費も含めまして148万2,980円を見込んでおります。それからレゴブロックというのも活用して英会話を行いますので,その備品購入費としまして22万2,600円を見込んでおります。  以上です。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  ALTの先生を派遣していただくのはわかって,その外部講師さんの謝金という点と,視察という点は,視察はどういうふうな形で行われるんですか。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  外部講師といいますのは,例えば校内研修会とかで,英語教育が進んでいるところの講師の先生に来ていただいて,そこの研修会の講師の謝金ということになります。それから先進校視察というのは,例えば合川小学校の先生が視察に行く場合と,それからうちの研究グループが視察に行く場合,そういったものも含んでおります。  以上でございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  合川小学校をモデル校にして,発達段階に応じてということですから,1年生から6年生までを対象にしていると思うんですけどね。それは1年間のいろんなデータとか授業の組み合わせ,組み方とか,そういうものは基本的にはどういうふうに他の学校へフィードバックしていくつもりですか。合川小学校だけの問題なのか,研究校としてやるのか,それはどういう。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  合川小学校だけの問題ではなく,やはりこれは市のほうにもフィードバックしていくという形をとっていきたいと思っております。  それと,ここの合川小学校はもちろん天栄中学校に進むんですけども,天栄中学校区全体がそういった英語,活用能力というのを高めることができるように,天栄中学校区でも取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 ○中西委員長  よろしいですか。ほか,いかがでしょうか。  藤浪委員。 ○藤浪委員  34,35のつり天井改修なんですけれども,郡山,国府,長太3校の分だと思いますが,請願の中でお話が出てきて,つり天井,最終的に除去する方式をとったというような形で言われてましたけども,それでよろしいでしょうか。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  おっしゃるとおりです。国からの指導もありまして,つり天井の方式自体も新たに国土交通省から基準は出たんですが,文部科学省のほうから撤去の方向で考えよという強い指導がありましたので,撤去の方向で今進めております。  以上です。 ○中西委員長  藤浪委員。 ○藤浪委員  請願のときも出してたんですけども,国交省のほうの改修の基準が約1年半ぐらいかかって,ただ,その前に文科省のほうでつり天井改修に当たっては除去するのが望ましいと,これは国交省のというのが最終的に出る前に恐らく出てたかと思うんですけれども,そう考えると,これがちょっとタイミング的にここまで遅くなったというのがいかがかなと思うんですが,そうするとここの労務単価の上昇という前に,行えたんではないかと。それまでの,最終的に除去するという結論が出るまでの経緯を教えていただけますか。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  当初私どもが考えておったのが,つり天井を再設置する方向でおりました。なぜかといいますと,つり天井は,もともと建物自体がつり天井を前提としている建物ということで,つり天井を外すことによって,マイナス部分というのはかなりあります。といいますのは,例えばそれによって防音の部分もありますし,それから冷暖房というか,夏の暑さ対策なり冬の寒さ対策というのも,あのつり天井の部分で建物の保温なりあるいは音が響かないというような部分もございましたので,もともとつり天井構造になっておる建物のつり天井を外すわけですので,当然マイナス部分もあります。はなからつり天井を考えてないような,例えば今回の平田野中学校のようなものであれば,支障はないんですが,もともとの建物がそれを考えてありましたので,当初私どもはつける方向で考えておりました。それは鈴鹿市だけやなしに,ほかの市でも完全に撤去というのはなかなか皆さん,よう踏み込まんだところです。ですけど,文科省のほうから,言うてみれば暑さ対策を犠牲にしてでも,言うてみれば取ったほうがよいというような指導がありましたので,うちのほうはなるべくは暑さ対策なんかで吹きつけとかその辺も考えて対応はとりますけども,中におる生徒さんたちにとっては,前の環境よりはよくならないのではないかなと心配もあります。しかしながらも,文科省のほうが取れというような指導を強く指導されましたので,取る方向ではおります。  以上です。 ○中西委員長  藤浪委員。 ○藤浪委員  私も当初,最初から除去したほうがいいんではないかというお話もさせていただいてたんですけど,今言われてるような防音と温度調整ということで,なかなかつり天井にしたほうがいいんではないかというお話も聞いてたんですけども,そうなるとやはり除去するということになった以上,やはりこの温度の問題については,何らかの対策をとらなくてはいけないんじゃないかなと思うんですが,その辺いかがでしょう。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  これは営繕部局のほうで,極力取った中でも一番子供たちが過ごしやすいような工法を考えていただく予定でおります。  以上です。 ○中西委員長  よろしいですか。ほか,いかがでしょうか。よろしいですか。  では,ほかに御質疑がないようですので,以上で教育委員会事務局所管分の質疑を終了します。採決は他の議案の質疑終了後まとめて行いますので,御了承ください。  ちょっと委員長のほうから教育委員会のほうには,事項別明細の中で金額的なところがほとんど書かれていないので,先ほど内訳等がありましたらそういうものは今後このようなものがある場合は記載するようにお願いしたいと思います。  それでは,ここで暫時休憩をとります。再開は11時半としたいと思いますので,よろしくお願いします。              午前11時20分休憩         -------------------------------------------              午前11時28分再開 ○中西委員長  それでは,休憩前に引き続き分科会を再開したいと思います。  次に,議案第48号平成25年度鈴鹿市一般会計決算の認定についての関係分を議題とします。  決算議案については,本会議において説明がされております。また,事前に決算書参考資料も配付されておりますので,分科会での説明は省略し,質疑に入りたいと思います。また,他の部局と同じように歳入から順を追って確認していきたいと思いますので,よろしくお願いします。  御質疑あれば,御発言願います。まず,歳入部分から御質疑あれば御発言お願いします。歳入部分いかがでしょうか。  森川委員。 ○森川委員  35ページの日本スポーツ振興センターの共済掛金の負担金のほうなんですが,親御さん,保護者からの収入もあると思うんですけど,この共済掛金の支給されるときの条件みたいなものというのは,どんな――。
    ○中西委員長  保健給食GL。 ○善福学校教育課主幹兼保健給食GL  今御質問ありました,こういうものが掛金があって支給される条件につきましては,学校における学校管理下の事故というのが絶対条件になりますので,授業であったりとか,通学途中の事故であったりとか,そういったものが対象になります。  以上です。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  鈴鹿市で年間,件数としてはそういうの受給する,交付される件数というのはわかります。小学校,中学校。 ○中西委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  各校種によってあるんでございますが,まず小学校でございますが,平成25年度延べ人数につきまして1,234名でございました。続きまして中学校でございますが,中学校給付者延べ人数は1,457名。続きまして幼稚園でございますが,幼稚園,昨年度の給付数は延べ28人でございました。  以上でございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  この件数の補償対象になった中身で,交通事故の場合は関係ないのか,それか学校の中でのスポーツをしていて事故に遭うとかそういう種類別に,大まかでいいんですけど,わかりませんか。 ○中西委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  まず,初めにおっしゃられた交通事故なんですが,これは相手方がございますもので,基本的には相手方からいろいろ賠償等いただくという形になってまいります。  それ以外につきましてなんでございますが,一応学校管理下におけるというふうな状況でございますもので,例えば先ほど森川委員おっしゃっていただきました授業中のけがでございますとか,部活動中のけがでございますとか,登下校におけるけがということまでも,その範囲に入っております。ただちょっと件数多うございますもので,どういった事情が何件というものまでは把握しておりません。  以上でございます。 ○中西委員長  よろしいですか。ほか,歳入関係ありますでしょうか。  特にないようですので,254ページ,10款教育費,歳出のほうに入っていきます。  254ページ,まず教育費の教育総務費ですね。こちらのほうに入っていきたいと思いますが,1項の教育総務費に関してはいかがでしょうか。  水谷委員。 ○水谷委員  教育総務費の教育委員の委員報酬,それと現地視察というところがあるんですけども,以前から教育委員会が開かれるときに教育委員会の会議室で話し合われて,承諾をしておるだけの機関ではないかということで,いろいろと話もさせていただいた中で,ことしについては,この教育委員会の会議というのはどういうふうに行われて,どういうふうに現在,例えばこういう先進地でもどういうものを学んで見えておるのかというのを教えていただけますか。 ○中西委員長  教育総務課長。 ○前田教育総務課長  現在,教育委員会はほぼ毎月定例会が開かれておりますけれども,今のところ計画といたしまして,議員からも御提案いただきましたように,10月に計画しているんですけれども,場所を学校のほうに移しまして,学校現場のほうで教育委員会定例会を開催させていただく予定にしております。  以上です。 ○中西委員長  教育総務課長。 ○前田教育総務課長  それと視察についてでございますけれども,昨年は倉敷――。 ○中西委員長  教育総務課副参事。 ○永井教育総務課副参事兼総務GL  25年度決算時,昨年の視察については,岡山県倉敷市及び広島県東広島市ということで,英語教育及び小・中一貫について現地視察のほうを行っていただきました。  今年度26年度につきましては,10月末,こちらまだ予定なんですが,京都市のほうにおきまして小・中一貫及び英語教育その他先進地ですごく進んでいる小・中学校ですので,先進的なものを視察したいと考えております。  以上でございます。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  わかりました。10月に学校のほうで行かれるということですけども,場所が学校へ移って,結局同じことをやるんじゃなくして,学校へ移ることによって今までの教育委員会の会議とどのように違うような会議を開かれるとしたのか。その辺を教えていただけますか。 ○中西委員長  教育総務課長。 ○前田教育総務課長  もちろん,これまでこちらでやっております定例会のスタイルの部分もございますが,現場に出る意味といたしましては,現場の先生方との懇談会を予定しております。それと,現場の授業の参観みたいなものも予定しております。  以上です。 ○中西委員長  ほか,教育総務費の部分についてはどうでしょう。  森川委員。 ○森川委員  不用額についてちょっとお尋ねしたいんですけれども,教育総務費のほうの不用額は大方人件費に関するものかなというふうには思っていますけど,これはただ精査しただけではちょっとないかなという気がして。国の公務員賃金の削減等々が影響してるのか,ただ年間で精査したらこうなったのか,人の入れかえがあったのか,その辺はどうですか。 ○中西委員長  教育総務課長。 ○前田教育総務課長  こちらの経費につきましては,異動等によるものでございます。  以上です。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  ではちょっと送ります。  教育総務費の同じく事務局費,2目の事務局費がありますが,こちらのほう,ページ数256,257ページになってきますが,この部分についてはいかがでしょうか。  今井委員。 ○今井委員  今井です。事務局費の中で控訴費ということで20万7,930円上がってるんですけども,この控訴,どんなような控訴があって,どういうふうに費用を使われたのかを説明してください。 ○中西委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  今御質問の件でございますが,問題行動を起こす生徒の母親に対して,担任の教諭のほうが説明というか,話し合いをする中で,精神的苦痛を受けたという訴えが当該保護者からございましたもので,それに対するものでございます。 ○中西委員長  今井委員。 ○今井委員  クレームというと失礼かなんですけど,そういうことがあって,何件ぐらいあったんでしょうか。 ○中西委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  平成25年度につきましては,この1件でございます。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  また一旦全部送ってから,後でまた聞き直しますので,では3目の教育振興費について,いかがでしょうか。  森川委員。 ○森川委員  教育振興費で,まずは不用額のほうでちょっと伺いたいと思います。負担金及び補助金の減額の理由を教えてください。 ○中西委員長  決算書でいうと263ページですね。  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  教育振興費負担金補助及び交付金1,847万円のうち,ほとんどが私立幼稚園の就園奨励金のものです。これが1,539万円ございます。  以上です。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  当初予算に比べて1,000万以上の減額ということは,幼稚園に入園されるお子さんが少なかったということなのか,どれぐらい人数的に減ったんです。 ○中西委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  ただいまの件でございますけれども,実は第3子に対する補助の制限が,今年度から,平成25年度から緩和されまして,第1子,第2子が小学校1年生から3年生のお子さんも対象になりました。そういったことで申請増があるのではないかというふうに見込んでおったんでございますが,実際にその見込んだほど申請件数が多くなかったために,1人当たり30万8,000円の補助でございますが,それが約50人分ほど見込みが違ったということでございます。  以上でございます。 ○中西委員長  よろしいですか。ほか,いかがでしょうか。  水谷委員。 ○水谷委員  261ページの委託料ですね。学校ネットワークの保守管理の420万,学校ネットワークというのはホームページの管理なのか,これが何に当たるのか,教えてもらえますか。学校ネットワーク保守管理委託ですね。 ○中西委員長  少し時間かかるようであれば,次の――ほかにいらっしゃれば,回答が出次第また出していただきますので,いかがでしょうか。  森川委員。 ○森川委員  259ページの芸術鑑賞費,これは何という名前だったかな。教育活動費の中に入るのかな。学校の芸術鑑賞費というのがありますよね。教育活動費ですね。教育活動費の中で説明資料によると,子供たちの作品展及び芸術鑑賞教室。 ○中西委員長  森川委員,説明,参考資料にあれば,そっちのページ数も含めて言っていただけますでしょうか。 ○森川委員  14ページですね,参考資料。特別支援教育振興会の活動補助とかというふうになっているんですが,この中で芸術鑑賞費というものの割合はどんなもので,ことしはどこの学校だったのか。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  これは芸術鑑賞ということで,音楽会のときに招待演奏を行いまして,そのときのお金というふうに考えていただきまして,そのときのお金なんですけども,今回は夢工房の的場凛さんとか,いろいろ来ていただきまして,8万円を決算として――小学校の音楽会のときに4回,招待演奏というのを行うんですけども,そこのところの8万円という形で教育活動費を決算しております。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  毎年,学校に何校か分けて順番で行っている芸術鑑賞費が,今回は音楽鑑賞に充てられたという捉え方でいいんですか。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  その毎年何校かというのは大分前になくなりまして,それよりも何校か選ばれてどうのというのではなくて,これは小学校の音楽会に参加した子供たちが全員招待演奏を聞くという,そういうような形をとっております。4部に分かれておりまして,その間に招待演奏というところがありまして,そこで招待演奏をした,例えばマリンバ演奏であったり,昨年度は和太鼓の的場凛さんとか,それから尺八とかチンドンとかピアノとかそんなんを織りまぜたようなそういう演奏を行っておりまして,しかしなかなかこれも厳しくなってきまして,だんだん難しいかなということになっております。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  そうしますと,今まで各学校に演劇鑑賞であったりで出ていた費用がなくなって,もうそれは全部フラットにして,今回はまた違う形で活用して,市民会館でやっている音楽祭ということでいいんですか。あれの1部,2部,3部で。その中に招待演奏を織り込んでいるというそういう捉え方でいいわけですか。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  以前行ってました芸術鑑賞教室の補助金という形で何校かというのでやっておりましたが,それは23年か4年ぐらいにちょっと補助金という形ですので,もうなくなりまして,それよりも全体でということで,この招待演奏というのは以前からも音楽会のほうであったわけなんですけども,そこでという形でスクラップの形で芸術鑑賞という形はこちらのほうに統合されたというふうに考えていただいていいかと思います。 ○中西委員長  水谷委員の質問については整理できたでしょうか。  教育指導課副参事。 ○山田教育指導課副参事兼指導GL  先ほどの学校ネットワーク保守管理委託422万6,250円の内訳ですけれども,学校各種外部ネットワーク機器等の保守・監視業務として241万5,000円,学校メール・ウエブサーバーの更新業務といたしまして174万3,000円,学校既存サーバー向け自動シャットダウンソフトウエアの更新としまして6万8,250円でございます。  以上です。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  ありがとうございます。保守管理というと,要するに何が聞きたいのかというと,これを使って,先ほど言う庁内LANというかネットワークで,将来的にできるようなもののもとなのかどうかというのをちょっと聞きたかったんですけども,そういうものではないということでよろしいわけですか。 ○中西委員長  教育指導課副参事。 ○山田教育指導課副参事兼指導GL  これは学校教育回線といいまして,学校のほうに1台ずつパソコンが入っておりまして,それの保守にかかわるものでございます。 ○中西委員長  教育長。 ○長谷川教育長  今の水谷委員の質問については,その各市によって違いまして,こういう教育回線を充実して,LANとして結んでおるところもあれば,うちのようにまだ庁内LANのようなところへ結んでおるというのがあって,市まちまちですね。だから,将来のLANの一つに使おうと思えば使っていけるようなものでもあると思います。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  わかりました。  もう1点,261ページの一番上の復興教育支援事業というのがありますけども,これについては参考資料にも書かれておるように女川中学校との俳句でやって見えるわけですけども,ここで言うのは長期的な復興支援に取り組むというようなことなんですけどね。現実,年数がたってきて薄れていく中で,女川中学校の中も,今鈴鹿市のこの学校との交流というんですかね,これをどのように考えておるのかというのと,それから鈴鹿市はこの教育をこれから,今後も女川中学校と何か拡大して教育をやっていかれるとか,そういう気持ちで長期的にやっていかれるか,その辺の考え方というのはどうですかね。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  女川中学校とそれから鈴鹿市の市内の中学校の短歌と俳句の交流という形で,24年から始めたわけなんですけども,ようやく定着というか,を迎えまして,5月に向こうから,5月に取り組んだ俳句を鈴鹿市のほうに,夏休み前ぐらいに送られてきまして,それからまた,うちとこのほうが9月ごろに短歌で返すというようなそういうふうな形をこれからもこういう俳句と,向こうは17文字で,こちらは佐佐木信綱の発祥地ということで31文字で返すというような,こういうのがこれからも地道に取り組んでいきたいと思います。これで冊子というのをつくりまして,それで向こうにも送ったりやっております。  前年度ですけども,連歌というか,向こうが17文字でやってきたものに対して,こちらが返歌を送るというような,そういった取り組みというのも発展的に行われてきまして,地道にやっていきたいなと思っております。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  今言われてるね,やられてること自体は別にどうこうじゃなくして,復興支援というか,災害に対する例えばこちらの子供たちと向こうの子供たちが災害に対する減災教育というものをこれから考えていく中で,だんだんだんだん意識というか,記憶も薄らいでいく中で,ただその短歌を行ったり帰ったり行ったり帰ったりすることで,そのことがこの教育についてつながっていくのかな。例えば女川中学校と鈴鹿の中学校が交流をしていくというのは別にそれはそれで別に問題ないんですけども,減災とか防災とか,現事実起こったことを,これからより伝えて,一緒に考えていくということの手法については,長期的にずっとこういう俳句とか短歌で推し進めていくのか,今後は違うことを考えていきたいという気持ちがあるのか,その辺はどうなんですかね。 ○中西委員長  教育指導課長。
    ○髙藤教育指導課長  ことしも県のほうの事業もありまして,県のほうの事業については鼓ヶ浦中学校とそれから女川中学校の交流というのがことしありました。それはまた市内のほうにも発信していきたいなと考えております。  それと,ことし教育講演会というのがあったんですけども,それは先生たちが全員参加して,市民も参加するという講演会なんですけども,そこも女川の先生を講師としてお迎えしまして,そして講演会を行ったということをやりました。  今後も例えばそういう気持ちが薄れないように,防災ギャラリーのほうでそういう短歌と俳句の交流のことを還流するような場を設けたり,何かしらそういうふうな形でやっていく,そういう必要はあると思っております。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  もうちょっと細かく,いろんなことを聞かせていただかんとわからないもんで,また教えていただきたいんですけども,何か目的と手法が何か入れかわってきて,手法だけがどんどんどんどんと進んでというか,前へ進んで,その辺の目的がちょっと薄らいでいかないように,何とかしていっていただきたいなというふうに思っております。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  森川委員。 ○森川委員  同じページでいろいろあるんですが,教育研究推進支援事業費というので,259ページですが,15ページの説明資料によると,鳴門教育大学院との協定によって学力保障支援システムの構築授業で学校支援のための経費とあるんですが,書いてある文章だけ見ていると,どういうものかというのがよくわからないので,ちょっと説明いただけますか。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  鳴門教育大学とは協定を結びまして,そこで中学校の特に研修のほうにかかわっていただいております。  1期目のほう,昨年度までだったんですけれども,それは各中学校に鳴門教育大学の先生が来ていただきまして,そしてそこで中学校のいろんなアンケートをとってもらったりとか,それをもとに授業改善をどのように図っていくかとか,そういうふうなことを行っておりました。  それから,ことしからなんですけども,ことしからは第2期を迎えておりまして,今度は同じテーマごとというか,拠点校方式というのに変えまして,そこで同じテーマごとでどういうふうに鳴門教育大学の先生にかかわっていただきまして,中学の研修を進めていくかということを考えております。  以上です。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  説明ではさっぱりわからないんですけども,アンケートをとって,授業の改善を行ったというんですけども,このアンケートは全校でとったのか,それとも2期の拠点校みたいなところでとったのかで,どういうところを授業改善に生かしていただいたかということが全く見えないのと,今回のこの拠点校を決めて,そこで行われる教育支援というのはどういうこと。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  まず,アンケートについてなんですけども,アンケートは子供,それから先生,それから保護者にとります。それをとって,例えば先生が思っていることと,やはり子供が感じていることのずれとか,そういったことがいろいろ,鳴門の先生方に分析をしてもらって,それをどのような,組織的に授業改善に生かしていくかとか,そういうふうなことを研修会などを持ってもらいながら,職員全部に共有してもらって,そして授業改善にどう生かしていくかということを考えております。  それから,今回の拠点校のほうなんですけども,前まではそれぞれの学校に1人の先生がというような形で担当の先生なっておったわけなんですけども,第2期目ということで,鳴門教育大学のほうに学生として先生を派遣してもらうというそういうことがあります。その先生が1年間はその大学のほうで学び,それから2年目は在籍学校とそれから鳴門を行き来しながら学ぶという,これ2年間の学びがあるわけなんですけども,この学生としての先生を出してもらったところを拠点校といたしまして,そこと4校なら4校で拠点校としまして,それと今度はテーマが似通ったところというのをチームを組みまして,それで進めていくという,2期目はそういうふうなことを今考えております。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  大学とコラボをして,支援をいただきながら学習支援をしていくという学力の補償をしていくということなんですけれども,今伺ってる限りでは,問題点を見つけるのに大学の先生たちの力をいただいているのか,それとも鈴鹿市にはこういう問題があるので,これはどういうふうに改善していくべきかという問題意識をもって,その大学へ通っていらっしゃるのかというとこが,まだいま一つ見えないんですけども,それはどうですか。問題点を探るために全体としてどういうふうな方向で行くかとか,何が問題になっているのかというのを見るためなのか。ただ単なる授業の手法といいますか,子供さんに勉強を教えるときにはどんな授業の手法がいいんだろうという形の勉強に行ってるのか,教授法を学びに行ってるのか,問題意識をもって,問題を解決するにはどういうところに力点を置いたらいいかというのを考えながら学びに行ってるのか。その辺がちょっと見えてこないんですけど。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  もちろん,鈴鹿市の先生が行くわけですから,鈴鹿市が抱えている課題,意識をもって学びに行っているということです。  例えばそのためには,具体例を申し上げますと,特別支援教育の視点をもってということで,ユニバーサルデザインの教育。やはりどなたでもだれでもわかるというか,そういうふうな手法はどういうふうなものがあるのかとか,そういうふうなものを鈴鹿市の教育の中では非常に必要だというような形で,それを問題意識として持っていって学んでくるとか,そういうふうなこともあります。問題意識をもって行っております。 ○中西委員長  森川委員,決算に即した状態で質疑のほうを。 ○森川委員  どういう。 ○中西委員長  予算的な内容ではなくて,あくまで25年度決算に即した形で質疑のほう行っていただきたいと思います。 ○森川委員  基本的にはだからそういうことで今行っている,今行ってきたということですよね。結果が出てきたわけですよね。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  そして,今はそういうふうな内地留学が行われているというようなことがもとにして,この決算で使われたことは,個々の先生がそれをつなぎとして,それをもとに先生が来ていただいて,中学校の授業改善に行われているというそういうことに使われたお金でございます。 ○中西委員長  森川委員,ちょっと待ってください。  ここで一旦,分科会を休憩して,再開を13時からとしたいと思います。13時から今の部分から再開ということでよろしくお願いします。              午後 0時00分休憩         -------------------------------------------              午後 1時00分再開 ○中西委員長  それでは,休憩前に引き続き分科会の教育委員会所管分を再開させていただきます。  なお,決算審議ですので,決算,平成25年度の決算内容から大きく逸脱する形での質疑等を行わないように,また質疑ですので,論点を明確にした上での発言をお願いしたいと思います。  それでは休憩前に引き続き,258ページから263ページにわたる教育振興費の部分について,御意見のある方,御質疑お願いします。  森川委員。 ○森川委員  先ほどの続きですが,鳴門教育大学との問題では,この25年度には問題点をアンケートとったりなどして一応マニュアルみたいなものをつくるとか,そういう各学校にフィードバックしていくようなシステムをとっているのかどうか。成果品みたいなものはあるのかどうかですね。その辺はどうですか。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  授業改善を行った校内研修の歩みにつきましては,校内研修の研究紀要とかそういったものにあらわれてくると思います。  以上です。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  森川委員。 ○森川委員  では,外国人児童サポート事業費の中身なんですけれども,それぞれの内容で適応支援とか受け入れ促進,それから学習支援,就学支援と幾つかに分かれて書かれていますけれども,その実績みたいなのを教えてください。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  それでは外国人児童サポート事業費でございますが,これは4つの中事業で成り立っております。  1点目の適応支援事業費につきましては,主に教育支援課,旧人権教育課に2人の支援員,ポルトガル語1名,スペイン語1名の支援員を配置し,各学校の保護者等の通訳あるいは文書の翻訳等に当たっております。加えまして,この事業におきましては,市内の10校に外国人教育指導助手を配置しております。これは嘱託職員としての配置でございまして,外国人児童生徒の多い学校10校での保護者等との通訳,翻訳業務等に携わっております。これが主な適応支援事業の中身でございます。  受け入れ促進事業費につきましては,これは県・国の補助金を受けて実施をしております。日本語,就学促進員といたしまして,タガログ語そして中国語を通訳のできる方2人への報償費,また日本語指導を別室等で支援するために6人の教員免許を有する方を市内9校に計画的に配置をいたしまして,別室等での日本語指導等に活用をしております。これらについての報償費等が主な経費でございます。  3つ目の学習支援事業費,これは県の10分の10の委託事業でございます。元教員OBを1人配置いたしまして,特に椿小学校での受け入れにかかる別室での日本語指導等の対応に当たっております。  4点目の就学支援事業費でございますが,これは市人権教育センターに設置をしております就学支援教室アクアレラへの指導員,バイリンガルの指導員4人への賃金,これが主な経費でございまして,全て国際移住機関IOMからの委託金を活用した事業でございます。  以上でございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  そうしますと,適応支援事業の中では10校に子供たちの通訳を支援する方を置いて,支援員としてポルトガル語――支援員としての,これは市の教育委員会のほうにお二人いらっしゃるということで,要請があったらどこかへ出ていくとかそういうことでしょうか。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  御指摘のとおりでございまして,支援員2人につきましては教育委員会に配置をしており,各学校の要請に応じて派遣をしておるという扱いでございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  あと10校には,これは多分嘱託かで置かれていらっしゃるんかもしれませんけど,それ以外にも外国籍のお子さんがいる学校はあるということでいいんですか。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  特に外国人児童生徒の多い学校10校には指導助手を配置しておりますが,それ以外につきましては,先ほど少し御説明させていただきましたが,タガログ語や中国語等の支援員を学校の必要に応じて,年間派遣をしておるところでございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  1つよくわからないのが,就学支援ということで,アクアレラという名称で指導員を配置しているということですけども,この事業の中身はふだんはどういうことをされる。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  ふだんは日本へ来て間がない子供たち,まだ十分に日本の言葉が話せない子供たち,おおむね来日6カ月をめどに通室をさせて,初期の対応を,日本語指導を行っておる。それからもしくは,外国人児童生徒の少し学校に行きにくい,不登校の子供たちもこちらのほうで適応支援を行うと。こうしたところが主な内容でございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  そうすると,その就学支援事業の中で行われる職員の配置というのは,バイリンガルの言語指導者プラス不登校支援等も行えるようなそういうメンタル的な支援も行えるような先生をお願いしているという捉え方でよろしいですか。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  言葉につきましてはポルトガル語とスペイン語,英語の話せるバイリンガルの指導員4名と,それから人権教育センターを活用しておりますので,そこに教員籍の所長,それから学校籍のOBがおりますので,そうしたところも適宜計画的に支援体制を組んでおるという現状でございます。 ○中西委員長  ほか,いかがですか。  森川委員。 ○森川委員  次に,学校図書館指導員の配置で,25年度はどういうふうな活動をされたのか,お聞かせください。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  学校図書館巡回指導員についてですけども,25年度は小学校に7回,中学校に5回,巡回指導員を派遣しましてという事業を行いました。  巡回指導員については,専門的な司書の資格を持っておりまして,そこで教員のサポート,学校図書館に対してのサポートを図っております。  以上です。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  小学校で7回といいますと,全校には行っていないという捉え方ですか,中学校も含めて。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  済みません。各校に7回ということです。30校に7回ずつ,それから中学校10校に5回ずつということになります。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  その次のページにあるんですけれども,学校図書館学習情報センター機能支援事業費というものは,どんな――それと今回先ほどの巡回指導員とのつながりみたいなんはあるんですか。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  学校図書館学習情報センター機能のほうの事業費のほうなんですけども,これに関しては図書の本を,当初は207万円,そして寄贈がありましたので1,207万円となったわけなんですけども,学校の特に学習情報センター機能というような学校図書館の機能を強化するために,そういった調べ学習等を使う,本等を充実させるために使われたお金でございます。  巡回指導員に関しましては,学校図書館をどのように活用していくかというそういったことについてのサポートを行っている司書の資格を持つ巡回指導員を派遣したという,そういう業務でございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  この情報センター機能というのは,寄附があって何か高額な百科事典みたいな,辞典みたいなのを購入するとかといってた事業がそうなのかなというふうに今思い出したんですけれども,そうしますと上の巡回指導員費というのは司書の資格のある方を各学校に7回ずつ行っていただくんですが,そのときに活用する――学校とのその指導員とのつながりというのはどういうふうになる。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  本来ならば,学校に全て配置されております司書教諭というのが配置――それは学校の教諭でありまして,それが司書教諭というようなことになっておりますが,その司書教諭を中心に授業で学校図書館をどのように活用するかというような,そういったことをやっていくわけなんですけども,そこにこの巡回指導員さんもサポートをするというような形で上がっております。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  学校図書の活用を子供たちに勧めていくとか,授業の中で取り入れていくとかというときに,司書教諭の司書の資格を持った教諭と相談をしてという形になるのかなというふうに,今伺ってて思ったんですけれども,その場合に司書教諭の方が兼任の場合は,どういうふうに学校の授業,授業とのタイアップはされてきたんでしょうかね。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  それに関しては,担任とか兼務しておりますので,非常にやはり司書教諭の仕事というのは大変というか,余り機能ができないというのが現状でございます。本来ならば,司書教諭というのが専任でおりまして,そして総合的な学習の時間とか探求的な学習の時間を行う,そういった場合に学校図書館をどのように活用するかということを,学校の職員の中のまとめる中心になりながら活用を図っていくというようなことをしていくのが司書教諭の役割があるんですけれども,担任とかそういういわゆる兼務,兼務しておりますので,非常にそういう面では活用はしづらくなってきております。そこをサポートするということで,巡回指導員をそういったことをサポートするという,そういう形をとっております。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  そうすると巡回指導員さんが各小学校ですと担任と話をして,教科の学習に学校図書を使うとか,そういうことはやられてきたわけですね,今回。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  その点におきましても,やはりこれから活用していく部分,これから推進していく部分が必要なんですけども,どうしても今のところ読書指導ということにやはり重きに置かれているところがありまして,例えば巡回指導の利用に関しましても,授業のほうで行うというよりも,読書指導として例えばブックトークとして読書をどのように幅を広げていくかとか,どちらかというとそちらのほうが重点とされております。それは課題と考えております。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  森川委員。 ○森川委員  次の同じページの259ページ,学校人権教育費の内容について伺います。予算,議会の中でいろいろおっしゃってたのは,職員の資質向上のための研修会というのもあるんですけれども,どういうことをされてきたのか。 ○中西委員長  教育支援課長。
    ○木村教育支援課長  学校人権教育費の研修ですが,昨年度は大阪教育大の園田先生をお招きいたしまして,人権教育カリキュラムをどのように築きながら実践的な子供たちへの授業を行っていくのかということを,人権教育の担当者への研修を開催したというものでございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  それ以外には人権教育としてどういうことをされたんでしょうか。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  これ以外につきましては,神戸中学校区におきましては県の委託事業を置きまして,中学校区におきまして地域の人を活用しながらキャリア教育に視点を置いた子供を支えるネットワークづくりを行っております。  また,中学校区の子供たちがそれぞれの仲間のこと,あるいは差別のこと,あるいはいじめのことなどを考える,中学校区人権フォーラムを開催しておりますので,それを中学校区単位に校区の児童生徒が集まって協議を行うというような取り組みも行っております。  また,千代崎中学校区と大木中学校を研究指定校といたしまして,人権教育にかかわる授業の実践発表を行っております。その中では外部の講師も招いた職員の資質向上なども取り入れた委託事業という形で実施をしております。  また人権教育センターにおきましては,中学生十数名におきまして,子供人権ネットワークというのを構築しておりますので,独自に子供たちの視点からいじめの問題について考える創作劇をつくりまして,それを12月の中学校の生徒会研修会におきまして発表をし,子供たちと協議をするというような手だても行っております。  以上でございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  少しわからなかったのでもう一度伺いますけれども,神戸中学校区で地域の方とともにという,その活動の内容というのはどんなものなんでしょうかね。各学校で人権フォーラムを開いていったということですけれども,これは学年別なのか,全校なのか,どういう形で進められたんでしょうか。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  神戸中学校区におきましては,1つはキャリア教育の視点から,夢ノートというようなものを作成して,保護者と子供たちが将来のキャリアについて考え合うような取り組みを行っております。  また人権教育センターでぬくたいフェスタを開催しておりますが,その取り組みを地域の人とどのような取り組みをするのかということの協議した実践活動が行われております。  また中学校区の人権フォーラムでございますが,各中学校の,主に高学年の生徒6年生あるいは中学校のほうの二,三年生が中心となって,それぞれ,例えば平田野中学校区でございますと,校区の小・中学生24名の参加の中で,子供たちが仲間とともに問題を解決する集団づくりについて協議をすると。こうした取り組みをする事前の中で,各学級のほうで学習を行ったり,あるいは中学校区人権フォーラムで話し合われたことは,各学校に持ち帰った後,子供たちに集会等々で完了するというような取り組みの形態をとってございます。  以上でございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  神戸中学校区のキャリア教育というのは,夢ノートというのを全生徒に配って,その御家庭と子供の夢,将来について話し合いをしてもらっているのか,その辺がちょっとわからなかったのと,あと地域の方をということで,ぬくたいフェスタというのをやってらっしゃるのは,私も何回か行かせていただいてるのでよくわかるんですが,やはり同和教育の名残がそのまま出ていて,余り感心しないなあというふうに思って見させてもらっているんですけれども,こういうところから卒業して,全市的な児童館的な発想で活動をしていくという方向性はまだこの中では考えられてなくているんですか。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  夢ノートにつきましては,神戸中学校の生徒については全員が手元に持って,進級に伴って考えていくというような形態をとってございます。  またぬくたいフェスタにつきましては,現在は障害を持っている子供たちとか,そういうような視点から取り組みを行っておるんですが,この取り組みもこれで10年を迎えますので,どういうような方向がいいのか,今後私たちも1つの課題かなと認識しておるところでございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  もう1点は,その人権フォーラムで小・中のお子さんを24名ほど集めてということでやってらっしゃるみたいなんですけれども,これはどういうところでどういう時期に開催しているのか。全校の子供たちに還元する方法といいますか,なかなか見えてこないんですけども,そこはどういうふうにしてらっしゃるんでしょうか。これを指導する,フォーラムを指導される方というのは,それぞれの学校の担任なんでしょうかね。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  中学校区人権フォーラムにつきましては,主に11月から12月,11月が人権強調月間でございますので,その時期に応じて2学期末に行うという設定をとっております。  それから指導につきましては,各小・中学校の担任等教員が当たっております。また,終わりました後には当然学年集会あるいは全校集会等で,子供たちが話し合えたことを報告するというような形態をとっているということでございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  その数十人規模でやるフォーラムというの,各学校でやっている,中学校区でやっているということでいいんですか。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  全ての小・中学校でこうした取り組みをして,その取り組んだことを代表が持ち合って中学校区の人権フォーラムで話し合うと。そしてそれをまた各全ての学校へ持ち帰るという形でございます。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  ちょっとよろしいですか。進め方で,一項目,一項目行くと,結局このような状態で,ほかの委員が質問なければ一人の人がとことん細部まで行ってしまうということがありますので,その辺もちょっと考えながら進めていただきますようにお願いします。 ○中西委員長  わかりました。  よろしいですか。  では次のところへ進みますが,項でざくっと聞きますので,2項の小学校費丸々と,2項の部分で御質疑のある方。  水谷委員。 ○水谷委員  小学校費ですね。次ですね。265ページの一番上の教育施設扇風機設置事業費があると思うんですけども,これは小学校全部扇風機入ったということだと思うんですけども,そもそもこの扇風機を設置するということは,議会が扇風機を入れよということだけではなくして,教育委員会が各教室,海から山までの教室を調べて,それで気温がどれぐらいあって,子供たちがこれでは環境によくないということで扇風機を設置をされたというふうに思っておりますので,当然この夏が終われば,その扇風機を設置した結果についての検証というのは当然必要やと思うんですね。それによって,例えばもう少しふやそうかとか,場所を変えようかとか,カーテンをつけようかとか,いろいろなことができて,次に持っていくことやと思うんですけども,そういうこの扇風機をつけた検証をしたのか,それともこれからされるのか,その辺を教えていただけますか。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  扇風機の事業は近年の地球温暖化の影響等による夏場の猛暑対策として,小・中学校の普通教室に扇風機を設置して教育環境の改善を図るというものです。  これについては学校環境衛生基準,教室の温度は10度以上30度以下であることが望ましいという,そういう指導がありまして,実際にはかってみると,30度を超えたということがありましたので,普通教室全部に,去年,これ決算ですので去年の数字ですが,ことし夏までに普通教室は全部つけました。それと同時に特別支援教室については,極力空調機を設置していくという考えなんですけども,空調機が設置されていない特別支援教室についてもあわせて扇風機を設置しました。ですので,今時点で普通教室と特別支援教室は,特別支援教室はエアコンか扇風機がついておるという形になります。  今後の考えとしては,特別支援教室に体温の不自由な子が入ってきたときにはイの一番につける。それと同時に特別教室のほうがまだまだついていない状況,音楽室とか図工室についてない状況ですので,まずそちらのほうを優先させていきたいなと考えてます。  以上です。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  それはそれで結構やと思うんですけども,今聞いてるのは,扇風機をつけて,結局それについてどうであったかということを検討するのか,されるのかですね。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  検証としては用意しておりません。子供からはうれしい声は聞いておりますけども,これによって温度が下がるということはありませんので,ただ,快適さが増したというだけですんで,検証するという考えは今のところ持っておりません。  以上です。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  そうすると,今のところ,その扇風機をつけて快適になったから,これでいいだろうというような考え方でみえるということでよろしいでしょうか。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  そのとおりです。  以上です。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  今井委員。 ○今井委員  263ページの学校管理費の中で,施設管理費の事務費,ここの金額152万7,000円,説明によりますと桜島小学校の駐車場の使用料というふうに説明等受けてるんですけども,このうちの駐車場の使用料は幾ら占めてるんでしょう。 ○中西委員長  時間かかりますか。  今井委員。 ○今井委員  ちなみに267ページの一番上,土地家屋借料と書いてますね。128万7,000円と書いてる。これがそれに当たるのかどうか。そうじゃないのか。 ○中西委員長  教育総務課長。 ○前田教育総務課長  今,今井委員がおっしゃったとおり,267ページの土地家屋借料のここが桜島小学校駐車場用地で128万7,000円となっております。 ○中西委員長  今井委員。 ○今井委員  これはどうして借りているのか。もともとないから借りてたのか,何か借りやなあかん理由があったのか,その辺を説明してください。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  小学校のすぐ近くにある土地なんですが,もともとこれは道路用地の代替地で公社のほうが取得した土地です。それが余っておりましたので,余っておりましたと言ったらあれなんですが,小学校のほうの教員の駐車場が不足しておりましたので,そこを長年お借りしておったんですが,昨年からでしたか,ちゃんと賃借料を払ってほしいというふうに公社のほうから言われまして,それで払う形になりました。ただし,これについては今年度買う方向で話は進んでます。  以上です。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  藤浪委員。 ○藤浪委員  266,267ページの小学校の教育振興費,学びサポート環境づくり事業費でお聞きします。特別支援学級の設置と補助員の状況なんですが,平成25年,県に対して小学校13学級ですね,特別支援学級の設置の報告ということでたしか上がってたと思うんですが,それに対しての設置状況と,あと介助を要する児童の数と補助員,それに対して補助員が足りてるのかどうかという,そのあたりお聞かせください。 ○中西委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  まず,最初いただいた御質問,昨年度の設置状況ということでよろしかったですか。済みません,ちょっと今,今ある学級というのはわかるんでございますが,申しわけございません。ちょっと昨年度申請してその結果まではちょっと持ち合わせておらないんでございますが,今どれだけの学級あるかということでよろしゅうございますか。  昨年度現在なんですが,これは5月1日現在の調査でございますと,特別支援学級,小学校で56学級,中学校のほうが26学級,合わせて82学級,昨年度ございました。  続きまして2点目が――もう1つ伺ってたと思うんですが。 ○中西委員長  藤浪委員。 ○藤浪委員  児童ですね,介助を要する児童の数と,それに対する補助員の数。配置の状況も含めて。要は足りてるのかどうかということですけど。 ○中西委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  申しわけございませんでした。昨年度の,これも5月1日現在の配置状況でございますが,まず介助員でございます。小学校ほうが48名,中学校のほうが17名でございました。その後,年度途中での追加要望等もございまして,支援員といいまして,通常学級におるお子さんにつきましては年度途中で昨年度4名追加で配置をいたしております。  以上でございます。 ○中西委員長  藤浪委員。 ○藤浪委員  数はわかったんですけど,実際に介助を要する児童に対して足りているのかどうかというところいかがでしょう。 ○中西委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  申しわけございませんです。実際に介助を要する児童というのは,程度もいろいろ差がございますもので,各学校である程度それを得点化といいますか,ある程度どの程度介助が要るかというのを得点化しまして,それで合計何点という形でこの点数なら何人必要だろうという判断のもとに介助員はつけておりますもので,確かに実際に介助を要する――。 ○中西委員長  学校教育課副主幹。 ○山中学校教育課副主幹兼教職員GL  昨年度の小学校の特別支援学級の在籍者数は198名でございます。中学校におきましては109名でございます。計307名でございます。  以上です。 ○中西委員長  藤浪委員。 ○藤浪委員  ざっと数からいくと,かなり少ないように思えるんですけれども,その辺はいかがなんでしょうか。 ○中西委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  数が少ないというのは,介助員の数ということでございますかね。こちらにつきましては,確かに数が多いにこしたことはないと思うんでございますが,やはりある程度予算的なものもございますもので,過去に比べますと年々横ばいあるいは微増という形でふやしておるところではございます。 ○中西委員長  教育長。 ○長谷川教育長  先ほどちょっと言いかけた,重度から軽度の人まで入っての人数ですので,それを点数づけして配分したその結果が48人,小学校48人とかそういう人数ですので,全く不足しておるという状況ではないと思います。一人一人109人おったら109名全部につければそれは一番いいですが,そこまでのものでもないと考えてますし,それから,この学びサポート環境づくり事業費としたのは,もともと少人数の講師の事業の枠とそれから今の介助員の枠をくっつけてやりましたので,介助員がもう少し必要だとなれば,少人数の講師のほうを削って融通するとか,パイを大きくすることによって柔軟に使えるようにしてますので,現在のところは満たされてるのかなと考えてます。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  森川委員。 ○森川委員  小学校費の中で,需用費とか委託料のところで,不用額が出ているんですけど,それは何でなのかなという。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  不用額が出ておるところで,というのは,264ページの学校管理費の需用費が830万円ほど出てますが,これは光熱水費の残でございます。  それから同じく264ページの学校管理費の委託料935万円ほどですが,これは管理委託など入札差金でございます。  それから266ページに行って,備品購入費の744万円の残ですが,これはAED更新の入札差金です。  それから同じく266ページ,教育振興費の負担金補助それから交付金1,049万出てますが,これは就学援助費の残です。  それから,ページ飛びまして268ページ学校建設費,これ2,029万出ておりますが,これは工事設計委託なり,施設管理委託などの入札差金でございます。  以上です。
    ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  そうしますと,入札差金は大体わかりましたけれども,光熱水費の不用額が出るというのは,何か特別な理由があったのかなというのと,就学援助費の不用額はたくさん子供たちが出なかったのか,生活保護の基準が下がったのでその分だけ減ってきたのか,その辺はどうですか。 ○中西委員長  教育総務課長。 ○前田教育総務課長  光熱水費につきましては,残ということで,これは足りないと困りますので,一応そのように予算がついておりますが,単純に残ということでございます。 ○中西委員長  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  就学援助費の残についてでございますけれども,こちらも全体的に当初想定したよりも申請数が少なかったということでございます。  以上でございます。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  今井委員。 ○今井委員  もう1点,私のほうも。269ページの学校建設費の中の施設設備費稲生小学校用地133万9,518円というふうに上がっておるんですけども,小学校の用地,これ買って何に使ったのか。わざわざ買わなあかんときがあったのか。先ほど桜島小学校の駐車場の件で公社の土地を買ったということですけども,同じような状況で,これは1年早く買ったのかな。どういうことでしょう。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  稲生小学校につきましては,新しい校舎を今建てる予定で,新しい校舎というか不足分の校舎がありますので,それの普通学級の校舎を建てる予定でおります。建てようとするその場所が,実はセットバックの必要がございまして,道路後退しなければならなかったんですが,ところがそこに大きな浄化槽がありまして,セットバックできない状況にありました,こちら側に引くことが。ですので,相手側の対岸の土地の方に御協力をいただいて,相手側の土地を買って,セットバックの用地を確保したという経緯がありますので,これだけの予算をとらさせていただいてます。  以上です。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  269ページの学校建設費の中の教育施設防災機能強化事業費ということで,転落防止とそれから窓ガラスの飛散防止ということなんですけども,窓ガラスの飛散防止はよく聞いてますんでよろしいですけども,転落防止対策費というのは,たしかどこだったかの学校で転落事故があったときに,もう五,六年前だったか,そのときに全協でも説明をされて,このような転落防止をつけますよといういろいろ説明もあったと思うんですけども,あのときに全部終わってきたというふうに思っておるんですけども,これ,いまだにまだやっておるのか,違うことをやってるのか,ちょっと説明願えますか。 ○中西委員長  教育委員会参事。 ○冨田教育委員会事務局参事  これは,2カ年の県の補助をもらって備品等の転倒防止をやった事業です。これは小・中学校,24年と25年かけて,こういういろんなつくりつけのやつはいいんですけど,置いたのが倒れたらあかんので,それの固定の事業です。  以上です。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  ごめんなさい。わかりました。棚がこけないように,床から高さをどんだけにしなさいというようなもののということですね。わかりました。済みません。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょう。  学校教育課長。 ○山田学校教育課長  申しわけございません。先ほど介助員等の説明のところで,追加の支援員の人数を4名というふうに先ほど申し上げさせていただいたんでございますが,申しわけございません。訂正がございまして,年度途中で小学校のほうは支援員追加で配置を4名ではなく5名でございました。あわせて中学校でも1名配置しておりますもので,訂正させていただきます。  以上です。 ○中西委員長  ほか,ないようですので,3項の中学校費に入ります。  中学校費のほうで御質疑のある方,発言のほうお願いします。  水谷委員。 ○水谷委員  こっちの参考資料の28ページの一番下の部活振興費なんですけど,よろしいでしょうか。その中で部活活動指導者の招聘の部活振興費にかかる経費ということで,これちょっと詳細わかれば教えてもらえますか。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  中学校における部活を振興するために,推進するために払うお金でございます。例えばでございますね,特に,決算としましては文化部の指導者の協力者の謝金,これについて36万払っております。それから消耗品として1人90円という形で中学校の人数分,消耗品としていろんな部活に使うお金ということで払っているお金が55万7,910円でございます。それから文化部の指導者に対する保険料としまして,4,000円払っております。それからブラスバンドの演奏費,夏に1回あるんですけれども,その市民会館のお金として12万3,580円払っております。それから,武道を行うそういう会場というか江島のスポーツ公園の運動施設についてなんですけども,そこの施設のお金として6万70円払っております。それから三重県の中体連の連盟の負担金として229万3,830円,それから部活の例えば県大会とかそれから東海大会,それから全国大会等における補助金,交付金,そういうのに592万8,396円払っております。  以上です。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  済みません,ちょっと質問の仕方が悪かったかわかりませんけど,部活動,外部指導者の招聘とありますね,その辺のことなんですけども。要するに文化部か運動部かで外部からの人を呼んで指導させておるということなのかなと思うんですけども。 ○中西委員長  教育指導課長。マイクのほう押すの忘れないようにお願いします。 ○髙藤教育指導課長  済みません。県のほうでは運動部の外部指導者というのを活用しております。県のほうの事業で。それから市のほうでは文化部の指導協力者活用事業というのを行っております。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  そうするとこれは日常的なクラブ活動に,その外部の方を呼んだ指導ということではないということでしょうかね。市の大会とか今言われる,大会に関しての指導というのはちょっとよくわからないですけども。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  日常的なクラブ活動での外部指導者ということですね。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  日常のクラブ活動でも指導者を外部から招聘して指導させておるということですわね。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  さようです。 ○中西委員長  水谷委員。 ○水谷委員  その辺で,もう少し細かいとこですわね。例えば各学校,毎日のクラブ活動にそういう先生を呼ばれておるのか,定期的に呼ばれておるのかとか,それを例えばスポーツバンク,人材バンクから寄せてくるとか,どういうふうな方法をとっておるわけですか。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  それは運動部活動のほうでしょうか。市のほうは文化部のほうを行っておりますので,文化部のほうにかかる指導協力者活用事業というのを行っております。運動部活動については県のほうの事業になっておりますので,市のほうの事業としては文化部の活動指導になっております。 ○中西委員長  よろしいですか。もう少し具体的にわかりやすく説明していただけますか。 ○水谷委員  例えばというようなことで。 ○中西委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  文化部としましては,神戸中学校,天栄中学校,白子中学校,白鳥中学校,千代崎中学校,大木中学校,創徳中学校,ここのところにブラスバンド,ブラスバンドについての外部指導者,それから創徳中学校については加えて書道とか茶道のほうの外部指導者を派遣しております。  以上です。 ○中西委員長  よろしいですか。ほか,いかがでしょうか。  特に中学校費ないですか。  ないようであれば,4項の幼稚園費に移りたいと思います。  4項の件で御質疑のある方,いらっしゃいますでしょうか。  幼稚園費も特にないようですので,278ページからの5項社会教育費について御質疑のある方,いらっしゃいますでしょうか。  森川委員。 ○森川委員  280ページ,281ページになるのかな。人権教育講座というのがあると思うんですけれども,この委託先とか内容について。280ではないね――283ページです,ごめんなさい。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  これは人権教育センターで年間8回,キラキラ子ども村という障害を持ってる子供たちとの体験学習,人と人との出会い,つながりをする講座を開いておりますが,これを子供サポート鈴鹿に委託をしておる経費でございます。 ○中西委員長  森川委員。 ○森川委員  そのキラキラ子ども村というのは,社会教育の中で子供さんを中心にやってる事業という捉え方でいいですか。 ○中西委員長  教育支援課長。 ○木村教育支援課長  そのとおりでございます。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  ほかにないようですので,進めていきます。  次,292から95になりますが,6項の保健体育費で関連する決算について御質疑のある方,御意見のほうお願いします。  ここもほとんどないと思いますが,一応念のために,ないですね。  ないようですので,298ページから始まります学校給食センター費ですね。4目の学校給食センター費について御質疑のある方,お願いします。どうでしょうか。  学校給食センターも特にないですね。  念のために戻って,全体を通して,これだけは確認しておきたいというところがあれば,御発言のほうお願いします。  特にないですか。では,済みません。私のほうから何点か。             〔委員長と副委員長交代〕 ○藤浪副委員長  それでは委員長交代します。  中西委員。 ○中西委員  中西です。決算書の259ページのところなんですけれども,体系的なキャリア教育実践研究事業費の実績について,どういうことを行われていたのかということをお聞かせいただきたいんですけれども。 ○藤浪副委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  体系的なキャリア教育ということなんですけれども,これについては平田野中学校におけるキャリア教育の年間推進計画とか,それから平田野中学校が明生小学校に職場体験学習の体験をもとに,それを小学校に発表に行くとか,それから明生小学校はそれを受けて中学生の話を聞いたり,それからお店のほうにまたキャリア教育をというか,お店のほうの職場体験,聞いた話をもとにまた見学に行くとか,そういったふうな小・中連携でキャリア教育を行ったという,そういうふうなことでございます。  以上です。 ○藤浪副委員長  中西委員。 ○中西委員  その結果というか,結果も含めて評価はどういうふうにされてるのかということを聞かせてください。 ○藤浪副委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  まず中学生のほうなんですけども,伝えるというか,小学校のほうに伝えるというようなことが目的がありますので,やはり自分たちが経験したことをどのように小学生に伝えるかというようなことで,非常にモチベーションが,意欲を持って取り組むことができました。また小学校に関しましては,自分たちもいずれ何年かたったらそういうふうなことを行うということで,自分たちも目的を持って聞くことができました。  もう1点は,平田野中学校にキャリア教育を視点に置いたカリキュラムマネジメントというような年間指導計画というのが作成されたということで,これは表彰も受けております。  以上です。 ○藤浪副委員長  中西委員。 ○中西委員  ということは,教育委員会としてもこの決算を受けて,このキャリア教育の部分については拡充していくというふうな考え方を持たれてるというふうに考えていいということですね。 ○藤浪副委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  これからも推進を図っていきたいと考えております。 ○藤浪副委員長  中西委員。 ○中西委員  ありがとうございます。ちょっと続けてよろしいですかね。  261ページなんですけれども,この中で環境教育取り組み活用調査研究事業費というのがあるんですけれども,この内容,どういうことだったのかということをもう少し詳しく説明していただきたいんですけれども。 ○藤浪副委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  環境教育におきましては,以前は栄小学校と郡山小学校というところで同じ事業を受けてやっておりましたけど,今度のこの25年度におきましては,同じ小・中学校というか,白鳥中学校と井田川小学校というところを推進校といたしまして,そして小・中でどういった環境教育が年間計画を立てることができるかというようなことを考えて実践された事業でございます。  井田川小学校におきましては,近くの川を使って環境教育を行いましたし,それからまた中学校においても自分たちの――主体的にエコ活動に参画できる子供という形でそういうふうな環境教育を進めることができるかということについて,推進を図りました。 ○藤浪副委員長  中西委員。 ○中西委員  今,近くの川を使ってというところなんですけれども,いわゆる疑似科学的な内容がその環境教育の中には入りこんでいなかったかどうか,ちょっとその確認をお聞きしたいんですけれども。疑似科学というのは実証されてるわけでもなくて,ちょっと宗教的な側面持ちながら活動というか内容の科学というか,そういうものだったりするわけですけれども,そのようなことについては特に取り組まれずに,あくまで実証に基づく内容について川を使った環境教育を行われたということでよろしいんでしょうか。 ○藤浪副委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  例えば鈴鹿川の水質を調べる活動とか,それから清掃とか美化活動とか,そういったことについて取り組みました。
    ○藤浪副委員長  中西委員。 ○中西委員  具体的にちょっと言わなかったんであれなんですが,よく言われる,いろんな考え方あるんですけど,EMだんご放り込むとかというようなことが余り入り込まないほうがいいんではないかという話もいろいろありますので,決算を受けてそのような内容でなくて,あくまで川の,自然の環境だということわかりましたので,その点はちょっと注意していただければなと思います。  あと1点だけなんですけれども,もう一度ちょっと259ページに戻ってしまうんですけれども,質疑の中でもありましたが,教育情報化推進費のこの学校図書館の部分ですよね。これは25年度の決算の中では,寄附された図書であるとかの整理ということでお聞きしたんですけれども,平成25年度の決算を受けて,この教育情報化推進費の部分ですね,このあたりのところで学校図書館どういうふうに扱っていくのかということの考えがどういうふうに整理されたのか,ちょっとそれをお聞きしたいんですけれども。 ○藤浪副委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  教育情報化推進費の中で行われております学校図書館ということに関しましては,これについては学校図書館のシステムについて払ったお金ということでございます。  システムというのは,例えば情報をデータベース化したりとか,それを全ての学校に入れてあるわけなんですけども,そこに要したお金ということでございます。 ○藤浪副委員長  中西委員。 ○中西委員  システムに使われたということで,この25年の決算はそれでいいんですけれども,それを受けて,教育委員会としてもシステムの,教育情報化推進の部分で,学校図書館についてはシステムをそのまま運用なのか,それとももう少しこの教育情報化推進の部分で学校図書館のあり方を検討すべきというふうな議論になったのか,ちょっとその点をお聞きしたかったということなんですけど。 ○藤浪副委員長  教育指導課長。 ○髙藤教育指導課長  今のところは学校の全ての書籍をデータベース化してありますので,今のところ,そこのところでおさめてあります。 ○藤浪副委員長  中西委員。 ○中西委員  本来,データベース化して活用するのであれば,それが中学校であれ,小学校であれ,それが相互に利用できたほうがいいわけですよね。それが図書館のシステムだけではなくて,いろいろな機器を使って子供たちも触れる,生徒も触れるようにしたほうがいいわけで,そのあたりのところというのが,今この子供たちの教育の中でも教育の情報化の推進の中で重要なところだと考えたのですが,今のお答えだと,システムであったりとか,ちょっとまだ図書館の要は貸し出しとかのシステムの部分のデータベース化ということで,もう一方はちょっと進んでないということがわかりましたので,今ので結構です。とりたてて,今,自分の自己の件のことをとりたてて言うことはありません。  以上です。 ○藤浪副委員長  よろしいですか。それでは委員長に戻します。 ○中西委員長  済みません。ほかに御質疑のほう,いかがでしょうか。  水谷委員。 ○水谷委員  質問ではないんですけども,今,委員長が学校教育の中で質問されて,手法とか結果はともかくとして,その市民活動団体の方がやられておることを取り上げたと思うんですけども,それについて宗教がかっておるというような表現でされたんですけども,それはそういうふうな意味合いで言われたのかどうかですね。その辺だけちょっと教えてもらえますか。 ○藤浪副委員長  交代します。  中西委員。 ○中西委員  市民活動団体の方,全体に対して言ってるというわけではありません。あくまでそのような活動の中で,全国的なところで見たときに,そういうふうに言われている部分があるというのがあるので,個別の鈴鹿市民の方々がされてることに対して否定しているという趣旨で言ったわけではないということです。あくまで,書籍等いろいろなインターネットの中も,いろいろなそのような情報がかなりまじっている部分があると。そこのところを個別の活動について,それぞれの方が取り組まれるのは,それは個々人の方々の考えなので否定するものではありませんが,そういう検証であるとか,いろいろなことにそぐわない部分というのがあることについては,学校の教育の部分については,積極的に取り入れるものではないという趣旨で言いましたので,個別の市民活動の方々のことについて否定したということではありませんので,御理解のほうお願いします。 ○藤浪副委員長  よろしいですか。それでは戻します。             〔副委員長と委員長交代〕 ○中西委員長  済みません。ほかに御質疑のほう,いかがでしょうか。  ほかに御質疑ないようですので,以上で本件の教育委員会事務局所管分の質疑を終了します。  それではここで分科会を休憩します。再開は14時15分とさせていただきます。これ以降,採決になりますので,教育委員会の関係者の方以外はここで御退席のほうお願いします。長時間にわたって御苦労さまでした。              午後 2時05分休憩         -------------------------------------------              午後 2時13分再開 ○中西委員長  それでは休憩前に引き続き,文教環境分科会を再開いたします。  それでは議案第33号及び議案第48号の採決に移りたいと思うのですが,何か議員間で御意見のあるという方がいらっしゃいましたら御意見いただければなと思います。なければ討論のほうに移っていきたいと思いますが,どうでしょうか。特にないようですね。  特に議員間の意見ということはないようですので,まず議案第33号について,討論がございましたら,御発言のほうお願いします。  森川委員。 ○森川委員  33号は,鈴鹿市一般会計補正予算のほうですが,今回は教育委員会のほうでみえスタディ・チェック事業というのはやるべきではないという立場で反対をさせていただきたいと思います。  それから,あれは環境部の深谷処理場の処理の脱水機の――あれは議案でしたか。補正予算の中に入ってましたか。それは別に反対はしませんけれども,全く使用不能になるまで,手がつけられなくなったというところは,やはり監督の弱さがあったんではないかなということが感じられて,もう少し施設面での整備,機器の維持管理等々を現場としてもちゃんと把握できるように。委託したら委託しっ放しではなくて,もうちょっと検討していくべきではないかなということを感じましたので,意見として言わせていただきます。で,反対です。  一般会計補正予算には,反対をさせていただきます。 ○中西委員長  ほかに討論ございませんでしょうか。  藤浪委員。 ○藤浪委員  私は賛成の立場で討論させていただきますが,若干意見を述べさせていただきます。  まず,教育情報化推進費で教師用パソコンを整備していくことについては賛成でありますし,中学校の配備もぜひ急いでいただきたいと思いますが,何よりもまずは目的としては教師の負担軽減をして,子供と向き合う時間をつくる,また子供たちの理解力を上げていくという目的がありますので,その上ではハード面の整備は今回進んでいきますけれども,やはりソフト面といいますか,実際にそれぞれパソコンはあるけれども,オフィスのエクセルであったりワードだけというような状況であっては,なかなか使い勝手として,実際に一律の形で使えないんではないかなと思いますので,そういう意味ではやはり校務支援システムのほう含めて,これはそれぞれによって,地域によって使い勝手等ありますんで,いろいろな形を含めてそういうシステム面での充実も計画的に行っていただきたいということですね。また,みえスタディ・チェックにつきましては,やはり実際に実のあるものにしていっていただきたいと,その意見を申し述べた上で賛成とさせていただきます。  以上です。 ○中西委員長  ほか,御意見のほういかがでしょうか。  ほかに討論ないようですので,これより議案第33号を採決します。  議案第33号平成26年度鈴鹿市一般会計補正予算(第1号)の関係分について,原案に賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛 成 者 挙 手〕 ○中西委員長  挙手多数です。よって議案第33号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,議案第48号についてですが,こちらのほうも何か議員間に御意見のあるという方,いらっしゃいませんでしょうか。  議員間,特にないようですので,討論のほうに移りたいと思います。  討論ありましたら御発言お願いします。  森川委員。 ○森川委員  25年度の決算で,委員会にかかる部分で反対をする部分はなかったんですが,全体の決算については他の部署で反対する案件があったので,一応反対の立場で討論に参加させていただきます。  教育委員会の分野でも,反対はしませんけれども,やはり人権教育というものを同和教育の流れを一度きちっと精査をして終結した上で,改めて鈴鹿市独自の今後の人権教育というのを考えていっていくべきではないかということを意見として申し上げたいと思います。  それから学校図書館の問題なんですが,学校図書というものの貧弱さというのは,今,子供たちが置かれている環境を見ますと,学力テストなどでもはっきりあらわれてきているように,自分の意見を発信したり,自分で考えたり,そういう部分が弱いというのは,やはり小さいときからの思考力を育てる,情操教育を育てるという,情操教育の部分がどうしても手薄になっているというところが大きく問題も,一因はあるんではないかと私は思っています。貧困等々の問題が一番大きな問題ではありますけれども,過度に競争をあおられているような今の子供たちの状況に拍車をかけるようなテストずくめという社会はちょっと直していっていただきたいというのがもう1つのお願いしたい部分です。  もう1点は,教師がかなり忙し過ぎるという点で,その教師の忙しさを改善していくという努力がもう少し必要ではないか。で,非正規の職員ばかりではなくて,やはりきちっとした先生を雇っていく。で,学校図書には司書をちゃんと置く。司書教諭が,どの学校にもきちっと配置をされていくような状況まで努力していっていただきたいということを強く申し上げたいと思います。  環境部については,LEDのやはりシステム化じゃないですけれども,国の補助金を使ってそのLEDで街路灯の問題,鈴鹿市の中で随分いろいろ問題になってた縄手道の問題とかの解決の糸口をつくったという点ではかなり大きく評価できるのではないかというふうに思っております。その内容の予算が入っていた決算ですので,評価をしながら賛成はしていきますけれども,全体としては反対ですので,以上,意見として言わせていただきます(後から討論全体の訂正あり)。 ○中西委員長  ほか,いかがでしょうか。  藤浪委員。 ○藤浪委員  私は賛成の立場で討論させていただきますが,若干感じたことといいますか,意見を述べさせていただきます。  まず,環境部所管分につきましては,地球温暖化防止対策につきましては,2013年度の世界的なCO2排出の伸び率が最も高かったという状況がありますし,鈴鹿市においても明らかに気象,また自然的な環境が変わってきているということがあらわれている状況の中で,今後の温暖化防止に対する取り組みについては改めて計画等を考えていっていただきたいと思います。  次に文化振興部所管分につきましては,市民会館,文化会館を初めとする施設の稼働率等の質疑もありましたけれども,市民のニーズと合っているのかどうかという部分と,市民サービスについて,もう一度使い勝手がいいのかどうかということについても,もう一度検証していって,もう一度あり方について見直しを図っていただきたいと思います。  あと,教育委員会所管分につきましては,平田野中学校の建設が終了して,大型の施設が終わったということで,今後老朽化した建物については計画的に,また優先順位をよく考えていただいて,スピードを上げて対策を行っていっていただきたいという意見を申し述べた上で,賛成させていただきます。  以上です。 ○中西委員長  ほか,討論ございませんでしょうか。  森川委員。 ○森川委員  削除で。追加でいいですか。 ○中西委員長  もう一度改めて。  森川委員。 ○森川委員  先ほどの討論を一からやり直しさせてください。ごめんなさい。えらい勘違いしてしまいました。  今回の平成25年度鈴鹿市一般会計,特別会計,歳入歳出決算については,全体では反対ですが,教育委員会や環境部それから文化振興部の委員会の所管する部分では特に反対する部分はありません。  環境部の問題では,メガソーラーに着目して,空き地利用を有効活用するというそういう努力をされたという点では,大変いいことかなというふうに思っております。  それからもう1つは,清掃センターなどの電気料金ですね。電力売り払いなどがかなりうまくいったという点でも,随分と市の職員の努力は認められるのかなというふうに思っております。  文化振興部は図書館業務がやはり大変まだまだ貧弱で,もう少し頑張っていただきたいということと,施設の老朽化の問題は当初予算のときにも申し上げておりますけれども,きちっと対応できるように全体計画をつくるべきだということを改めて感じました。  それから教育委員会については,私としてはやはり人権教育という点で,同和教育の流れでそのまま人権というのにいろんな変化をさせていくのではなくて,同和問題は一旦終結したというきちっとしたやはり締めくくりをした上で,改めて人権教育とはどういうものかというのを進めていっていただきたいということを意見として申し上げます。  図書館,学校図書については,子供たちの情操教育を育てていくという意味では,学力を向上させるという意味でも,とても大切な部分ですので,司書教諭をちゃんと置けるような体制をつくる方向で努力をしていっていただきたいということを意見として申し上げて,委員会は賛成ですけれども,全体には反対します。 ○中西委員長  ほか,よろしいですか。  それでは,議案第48号平成25年度鈴鹿市一般会計決算の認定についての関係分について,原案のとおり認定することに賛成の方は挙手をお願いします。              〔賛 成 者 挙 手〕 ○中西委員長  挙手全員です。よって議案第48号は原案のとおり認定すべきものと決しました。  以上で,当分科会に分担送付されました議案の審査は全て終了いたしました。  環境部長,文化振興部長,教育長,出席のほうありがとうございました。  分科会委員長報告ですが,正副分科会委員長に一任ということで御了承いただきたいと思いますが,御異議ございませんでしょうか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中西委員長  御異議ございませんので,正副分科会委員長一任ということで御了承願います。  以上で,予算決算委員会文教環境分科会を閉会いたします。  皆さんお疲れさまでした。執行部のほう退室のほうお願いします。              午後 2時26分閉会         -------------------------------------------    鈴鹿市議会委員会条例第29条第1項の規定によりここに署名する。            予算決算委員会文教環境分科会委員長 中 西 大 輔...